【創作びより】

【マジック教室】自閉症の子に大切なのは、アウトプット。

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2018年12月13日

「お子さんにとって大切なのは、アウトプットですよ」

先日、マジックの教室に初めてお伺いした際、教えていただいた言葉です。

そのときは、ただ「はぁ……」と、よくわからないままでした。

が！

が！

が！

ノエルはすぐに、アウトプットを始めました。

マジック教室の帰りに寄った「かっぱ寿司」では、

「阿倍野のバーグザウルスはある？」と聞くので、
「紙に書いてみる？」
とメモを渡すと…、

「阿倍野のバーグザウルスは、きえた」と、自分で書くことができました（パチパチパチ）

そして、紙に書いてもらうことで、私も納得できました。

谷町九丁目から、「びっくりドンキー」に行くなら、天王寺駅でよかったはず。

それが、喜連瓜破駅まで来たのは、「バーグザウルス」があるかどうかを確認したかったようです。

それで、「びっくりドンキー」を目の前に、

「かっぱ寿司、行く？」

とたずねると、ストンと納得して、

「行きましょっか」と。

さぁ、それからは、アウトプットの嵐です。

私は久しぶりの筋トレをして、骨盤矯正もしていただいたので、ゆるゆる。
梅酒を一杯飲んだだけなのに、ソファーで寝てしまいました。

朝、起きると、テーブルの上には……、

カレンダーを書き直していました！

ほかにも…、わあ、細かい！

これが、やりたかったんだ…。

大切にして、何度も何度も眺めていたディズニーランドのレストランガイドブック。
大好きな本で、切り貼りを始めました。

アウトプット、何があるだろう…、事業所の空木（うつぎ）さんで、太鼓に手話にダンスに歌に絵画にと、それはそれは色々としていただいているので、思いつかなかったのですが、ノエルが一人で方法を見つけたようです。

親は道具だけを用意してあげればいいのかな？と思いながら、ハッと気付きました。

大切に読もうと思っていた倫理研究所の本。

「これにも切り貼りしていたりして…」とドギマギしながらめくると…、こちらは大丈夫でした（ほっ）。

そんな私も、
「お母さんもアウトプットできるといいですね」と、約30年にわたり、幼児教育に携わってこられた講師の方に温かな言葉をいただいて、カチカチに固まっていた心がようやくほぐれてきました。

わがやのように、視覚支援や自閉症のプログラムをいろいろと試してみたけれど、逆に試し過ぎて、迷い子になってしまった…という方にも、楽しく取り組める「マジック教室」はオススメです。

Ryu-ka（リューカ）先生のマジック全脳活性教室、公式サイトはこちらです。
https://magiczennou.com/about