ところが、雨で中止になった! まさに恵みの雨だった。
家事をすませたあと、第6稿、第7稿と原稿を進めていく。
これで最後と思っても、見るたび、気になる箇所が出てくる。
とくにラストは、何回も何回も書き直した。
ようやく最終原稿ができあがったのが、夜9時前。
夫が、「間に合ったから、シャンパン買ってくるわ」といって、
郵便局まで走ってくれた。
あわてて子どもたちをお風呂に入れていると、
「パパから電話」と、長女がケータイを持ってきた。
「明日から、郵便局民営化やろ。郵便の受付、閉まってるねん」
ええーーーっ!! 聞いてないよぉぉぉ。
「ドアどんどんたたいて、たのんでみてくれへん?」
「ムリムリ」
「あーーー、どうしよう」
せっかく原稿仕上がったのに…。目の前が真っ暗になる。
「そや、クロネコヤマトが、まだ間に合うかもしれん。行ってみるわ!」
夫は電話を切ったけれど、もし、近所のクロネコヤマトが開いてなかったら…、
今から、伊丹の集配所まで持っていこう、と覚悟を決めた。
10分後、夫から電話。
「宅急便、間に合ったよ。相手先の電話番号がいるから、教えて」
お風呂から、びしゃびしゃのまま、パソコンのところへ走った。
夫がシャンパンのおつまみにと、チーズに枝豆に、ナッツに…と
並べてくれたけれど、胃がヘトヘトで、受け付けない。
とりあえず、早く眠りたかった。
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