六義園(りくぎえん)は、五代将軍綱吉の側用人、柳沢吉保が造った庭園で、小石川後楽園とともに都心の庭園の双璧である。 ここのしだれ桜が有名なので、ついでに寄ろうとしたが、花の盛りで、来場者が入り口で行列を作っていたので、今回はパス。 巣鴨を目指して歩いた道が、園の北側、長い塀が非常に印象に残った。 画面の奥を見て欲しい。煉瓦タイルの塀が重厚にずーっと続いている。 せせこましい都心での、まとまった空間、周囲の屋敷町の風情のなんともアカデミックな雰囲気が好ましい。 この、桜の季節、塀だけでは、物足りないと思ったので、数年前に入園したときの画像を載せておこう。 撮影日 2006.3.26