今回の予選はカタールでの集中開催ということで、夜10時25分からの中継だったため、初戦の北朝鮮戦、タイ戦、サウジアラビア戦と、3戦ともTV観戦しました。
北朝鮮戦では、序盤に先制したのは良かったものの、その後は防戦一方となり、大丈夫かとハラハラさせられましたが、後の報道を見ると、今大会の日本チームは、基本的に前にボールを運んで、ピンチにならないようにする戦術だったそうで、ある意味、想定通りだったそうです。
そして、続く成長著しいタイにも大勝し、アジアの強国サウジアラビアにも勝利し、今日、アジアの最強国イランとの対戦となったわけです。
そして、今日の対戦を見ていると、イランの方が明らかに体格が優り、序盤はガンガン押されっ放しでした。しかし、時間が経ってくると、ゲームは落ち着き、日本がゲームを支配する感じになってきました。しかし、日本も完全にゲームを支配して得点を奪うには至らず、前後半が終了して、延長戦に突入しました。
すると、日本は途中交代で投入した豊川が室屋からのセンタリングにみごとに頭で合わせて先制点を入れました。イランは序盤は前がかりで攻めていたものの、その後はカウンターからの一発狙いしかなく、日本がかなり優位な状況です。しかし、1点ではどうなるか分かりません。
そこに、延長後半、中島翔哉が見事なミドルシュートを決めて、ダメを押すと、その直後にももう一本シュートを決めて勝負を決めました。見事な勝利でした。
この年代は、過去負け続けて、スター選手も少なく、地味な世代と言われてきました。今予選でも、かつての中田、中村、遠藤、本田というようなゲームメイクをする中心選手はいませんでした。
しかし、誰もが献身的で、前にボールを運ぶという意識は徹底されていたように思います。強国イラン相手に、3対0というのはかなりのものです。もちろん絶対はないですが、このあとの準決勝を突破して、是非ともオリンピック出場権を確保できそうな勢いですね。健闘を期待です。
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