今日も、被災地で厳しい状況が続いているのは変わりませんし、原発問題も関係者の必死の努力にもかからず、いまだ解決に向かっているとは言えない状況が続きます。だいぶ平常に近くなった鉄道輸送も、今日の電力需給のひっ迫から大規模停電の恐れありとして、夕方急きょ本数を減らすなどして大混雑しました。このようにまだまだいつもと違う非常事態が続きます。
そんな中、花粉症だけはいつもと変わらずやってきて、寄り添います。先日の6日(日)は非常にぽかぽか陽気で、散ドラの練習・横中の試合観戦・ジョギングと一日外で過ごした結果、翌日の月曜日の明け方から窒息しそうなほど鼻が詰まりひどい目に遭いました。昨日は、ひどい風が吹いていて、高尾山など西に見える山並みが緑を通り越して、黄色に煙っていました。山に近い八王子に住んでいても初めて見る光景でしたが、昨日は目がとてもかゆかったものの鼻はそれほどでもなく、逆に今日は目はそれほどでもなく、鼻が大変でした。
ということは、目は飛んでいるその日に反応するものの、鼻の方は次の日に反応するのかな、ということに気づきました。もう30年来の付き合いになるのに、今頃気づくのもおかしな話ですが、花粉が大量飛散したその日よりも次の日の方が症状がきついようです。
花粉症のベテランの癖して、このように自分の症状に自覚的ではないのにもわけがあります。30年前は今ほどメジャーではなかったものの、既に花粉症という言葉はありました。高校生になり、春先だけ鼻水に悩まされるようになった私は、これは絶対に花粉症だと思い、耳鼻科を受診したのですが、その時に言われたのは驚くような言葉でした。
「鼻が曲がっているので、鼻の骨を削らないといけない」
「???」
もともと鼻がそんなにいいわけではありませんし、恐らく曲がっているのも事実なのでしょう。しかし、「鼻が曲がっていることが鼻水の原因だとすると、私は春だけ鼻が曲がっているんですか?」と、ここまで直接的な嫌みではありませんが、婉曲的にそのような抗議をしたのですが、年よりの頑固医者は頑なに自説を「曲げず」、手術の段取りをしかねない勢いだったので、二度とその耳鼻科には行きませんでした。
羹に懲りてなますを吹くの伝で、以来医者にかかったことはありません。それからしばらくして、一部の専門医が数か月前から注射を打って(抗体を作るのか?)、症状を劇的に改善する治療をしたり、眠気などの副作用はあるものの効果的な薬が出てきたりしたようですが、医者にはかからず、市販の点鼻薬しか使ったことはありません(しかし、それも30年前に比べるとはるかに効果があります)。マスクももわもわして気持ち悪いのと、メガネが曇るのでつけません。ほぼノーケアです。
しかし、一番ひどかった30年前~20年前くらいに比べると、今ははるかに楽なので、まあ何とかこのまま共存してくんでしょうね。しかし、30年前に罹った医者がもう少し違う医者だったら、また別な対応をしたんでしょうけどね。
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今日のジョグ
5.3km 28分00秒
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