今日の天気: 朝が止み、1日
福士川も富士川も写真のように濁ってしまいました。福士川は、明日の午後からならばもしかしたら出来るかな、といった所です。 富士川は明日は無理ですが、1日待てば出来る状態に回復するかも知れません。
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お待たせしました富士川のグッドポイントを紹介します
まずは、河口の富士由比バイパス付近です。
写真3枚目の奥は駿河湾です。海水と淡水の混ざり合うところ、つまり汽水域であるこの付近は、海で生まれた鮎が淡水の富士川へ溯上する起点です。海水から淡水へ移行するために、この辺りで鮎は水慣れの行動をします。海と富士川を10日間行ったり来たり。毎年早く生まれた鮎は2月から、遅く生まれた鮎は8月位まで、溯上の鮎がここを通過します。
この辺りは溯上する小さな鮎しかいない、と皆さん思われるかもしれませんね。それは違います。大きな鮎が毎年釣れているんですよ。10年ほど前に富士市の秋山憲二さんがバイパスピーア横で32cmの尺鮎を釣っています。最初ゴミが引っかかったと思った秋山さん、30分くらい掛けてやっとのことで引き上げたら見事な尺鮎に驚き、佐野オトリ店に報告してくださいました。自宅で食べてしまうとのことで、それじゃあ下さいと譲受けて剥製にさせて頂きました(写真1番下)。佐野オトリ店にそれは今も輝いています “大きいのはまだそこにいるからもう少し頑張ってくればよかったのに”、と申しましたら、“もう肝だるくていやだよ、大変だった~” と秋山さん。ここまで大きいと釣り上げるのにも苦労するようですね
バイパスより下流は、頭大の石畳状でだらだらと広がり、バイパスピーア下は水に削られ深みになっています。溯上鮎しかいないだろうと思われていることもあり、ここは地元鮎師さんくらいしか入らない穴場です。海に最も近い場所だけあり潮汐時刻の影響を強く受けるのか、地元の鮎師さんが時刻を見ながら繰り出すポイントですね。
写真4枚目は、バイパスの上流左岸の右カーブです(奥が上流)。写っていませんが、この流域は3筋あります。バイパスから新幹線が通る橋まで約1km間、長く深い瀬が続く面白い釣り場です。写真に写っているカーブの川底は、30cm大の石畳で少し段差があります。皆さん水に入らず、左岸の金網土手から釣る方法をとっています。他の2つの瀬は後日紹介いたします。
明日の清水港潮時刻(7/31)
満潮 7:54 20:24
干潮 2:03 13:59
干潮の1時間半前の釣果が良い傾向にあるようです
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