今日の天気: 午後から
明日12/1~2/28まで山梨県側で禁漁になります。
福士川では明日からゴロ引きをする人がいなくなり、佐野オトリ店としては一安心です。
先日9/27のブログ(10/1のゴロ引き解禁について)では、ゴロ引きによって親鮎が大量捕獲され、その結果産卵数が少なくなり、天然鮎の減少に繋がることをお伝えしました。ゴロ引きが引き起こす問題点がそれに加えてもうひとつあるのです。10/1にゴロ引き解禁と同時にヤマメの禁漁期間が始まることです。ヤマメの産卵を保護するための禁漁ですが、鮎のゴロ引きが許可されているということは、ヤマメは保護されていないことになりませんか。ヤマメがもしゴロ引きに掛かったとして、戻す(リリース)人が果たしているでしょうか?
今日、中皐月橋のすぐ下流の淵に腰まで入ってゴロ引きをしている人がいました。今、淵に鮎はいません。この時期ヤマメが淵の底にたまった枯葉の下で寝ているのです。ヤマメを狙ったゴロ引きとしか思えませんでした。
山奥にしかいなかったヤマメは、近年掛け合わせにより、鮎の棲む流域にまで下るようになりました。福士川でいうと、下流の町屋までがヤマメの棲処です。眠っているヤマメまでゴロ引きで獲られてしまったら、ほとんどいなくなり3/1のヤマメ解禁の直前に行われる成魚放流のヤマメを釣るだけです。天然のヤマメは減少の一途をたどるしかありません。
ヤマメの産卵を保護するための禁漁期間を設定しているのなら、それを阻害する鮎のゴロ引きも禁止する必要があるのではないでしょうか。
眠っている間、身体にサビが入り、温かくなって餌をたくさん食べるようになると再び輝くような色に変化する。そんな天然のヤマメがいなくなるのは寂しいと思いませんか。
友釣りを愛する鮎師の皆さんに知って頂きたい、福士川に棲むヤマメの現状です。
お知らせ
12月4日(土)に11:00~鮎供養 12:00~芋煮会を佐野オトリ本店で行います。鮎への感謝と来年の豊漁を願い、今年の鮎釣りの区切りとしたいと思いす。鮎師さんならどなたでもいらっしゃってください(ご家族の方も)。飛び入り参加はもちろん結構、前日までに一報して頂ければお芋が増やせますのでご連絡くださいませ。 お待ちしております
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ナビでどうぞ
佐野オトリ本店:山梨県南巨摩郡南部町福士14790
福士川店:山梨県南巨摩郡南部町福士24990-2
松野店:静岡県富士市北松野796
長貫店:静岡県富士宮市長貫65
富士店:静岡県富士市森島217-2
蒲原店:静岡県静岡市清水区蒲原5000-2-1
釣果などお寄せください
E-mail: sano-ayu*athena.ocn.ne.jp *は@
0556-66-2045
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