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ちっとも濁りが解消されない富士川。今シーズン、富士川で鮎釣りを楽しめた日があったでしょうか。このままでは富士川漁業協同組合も潰れてしまいます。
25日に行われた富士川漁協の会議で、富士川を濁す元凶のひとつである早川へ視察へ行くことを決定し、本日組合員3人で行って来ました。
早川の簡単な地図はこちら
9:00に組合を出発。まず、早川が富士川に合流する富山橋上で確認しました。
早川へ入り、
次の旧早川橋辺りで、濁りが見えました。そして…
日本軽金属さんの取水口に差し掛かります。ゲートが少し空いており、排砂されていました。
すぐ上流の角瀬では日本軽金属さんの発電所があり、発電に使われた水が早川へ出されていました。
二又に分かれている道の右へ入り、保へ
保の辺りが濁り始めのようです。
トンネルをくぐり、新倉へ。野鳥公園近くの吊橋から見える早川は澄んで綺麗でした。
さらに上ると湯島、福士川上流のような美しい場所でした。(新倉より上流は川底が岩盤で濁り難いそうです。)
行きで濁っていた保の下流、草塩では行きに見たよりも濁りが強くなっている気がしました。
(工事現場は見えませんでしたが、建設部管理課によりますと、保の下で工事が行われていたようです)
時はお昼、ユンボが雨畑湖のサイドに鎮座し、他のユンボは雨畑湖の水の中をガシャガシャとかき回していました。濁る雨畑湖。砂利を採るためらしいですが、なぜ丘からの砂利でなく、わざわざ水の中の砂利を採らなければならないのでしょうか。濁りがまさに作り出されている場所です。
そして帰りに再び富山橋から確認すると、早川のドロドロ水が富士川へ合流していました。今日雨が降ったわけではありません。朝は綺麗だったのに、お昼過ぎにはこの有様です。
雨畑湖の水が濁っていれば、その水を使う日本軽金属さんの発電所から濁り水が流れます。当然のごとく下流の日本軽金属さんの取水場所に泥砂がたまり、たまった泥砂を早川へドーンと排砂。写真のような結果となるわけです。まるで排泄物をそのまま捨てるような行為です。日本軽金属さんからすれば「泥がたまるんだもん、しょうがないだろ」な感じでしょうか。
この早川視察後、早川の河川工事などを管理する身延の建設部管理課へ向かいました。早川がなぜ濁るのかを聞くためです。課の方の答えは、災害と自然の濁り、工事の3点を挙げました。答えになっていませんね。砂利屋で出たヘドロは明野の処分場へ持って行くことになっているとのことですが、果たして実行されているかどうか疑問です。
私達は建設部管理課の方に、今日見てきたこと、濁さずに工事は出来ること、去年からずっと見てきた結果、自然の濁りとは到底いえない状況を訴えました。
濁りが及ぼす被害を考えたことがないのでしょう。建設部管理課はいったい何を管理しているのでしょうか。川を美しく保つための建設部管理課でもあるはずです。
今日に限らず、これから頻繁に訴えて行きます。
明日(7/28)の清水港潮時刻
満潮 14:00 干潮 6:40 18:50
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