サクラ吹雪が収まれば、一斉に初夏の香りです。色んな草花が息を吹き返す時です。サクラ似た白い梨の花が農園を覆っています。近くの農家では「浜なし」の受粉作業が始まりました。聞くところによると、この作業は想像以上に大変なようです。梨は自家受粉(じかじゅふん)しないために他の品種の花粉で人工授粉して果実をならせます。そのために先ず花粉作り。開花したばかりの若い花を摘んで、大量の花粉を作るそうです。一年のうちで一番気の抜けない大切な時期だとか。果実が私共の口に入るまでには相当のご苦労があるのですね。また甘い果汁の「浜なし」に会える秋の日が楽しみです。
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