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50歳過ぎてうちの親父が大型2種の免許を取った理由

2023-10-13 08:19:42 | よもやまな話

先日、運転免許の更新がありまして、コロナ過に現住所を
長野県に移してから始めての更新で県内の免許センターに
行きました。

これまでは、千葉の幕張での更新でしたからめっちゃ込みで、
人口少ない長野県なら空いてんだろうと思って行きましたら、
10月生まれが多いせいか思ったより混んでいた印象でしたけど、
千葉に比べたら全然ガラガラで待ち時間も少なく良かったです。

でわたし、「運転免許」というといつも思い出すのが、
子供の頃、自分の父親が50歳近くになったお正月のある日に
突然、「今年は車の免許を取るぞ!」と言い出した事が
あったんです。

それで、うちの父親は50にして教習所に通い免許を取って
車も買って、我が家にも憧れのマイカーというものがやって
来たわけです。

当時は、マイカーなんてまだ贅沢品の時代だったでしたから、
子供心には相当嬉しかったですが、とにかくうちの父親運転がヘタで、
出かける度に新車のあっちこっちをよくぶつけてました。。

それで、あろうことかそれから2~3年後に、今度は
「大型免許を取るぞ!」と言い出したんです。(大型免許
というとトラックの免許です。。)

そしたら、またまたあろうことか、その後に今度は
「大型二種免許も取るぞ!」と言い出しました。(大型二種
というとバスの免許ですね、人を大勢乗せるやつです。)

それで、何んでうちの父親はその年齢でそんな運転免許を
取ろうと思ったのか?それ今だにちょっと謎ではあるんですが、

本人いわく、「定年後は幼稚園バスの運転手になりたい・・・」
と言うことらしくて、子供心に「幼稚園バスの運転手??驚!」
だったことを覚えています。  

50歳過ぎて大型二種の免許まで取るには、相当な時間も
お金も掛かったのではないかと思いますが、

そこまでして免許を取るぐらいですから、その定年後の夢、
どうやら本人は本気の様子で、本当に大型二種の免許まで
無事に取得するに至りましたようです。

でも結局、その夢は叶うことはなく(定年後に幼稚園バスの
運転手になるという事なく)、しかも免許を取ってからただの
一度もバスもトラックも運転することもなく、数年前に父親は
82歳でこの世を去っていったのですが、、

でも、定年後の自分の第2に人生のために、その目標の実現
に向けて実際に教習所に通い、大型二種の免許も取って、

一歩でもその夢に近づく為の努力をしていたわけですから、
それは、それなりに充実したいい人生だったのだろうな、と
そう思える次第です。

正直、生前はそんなちょっと破天荒な(自由奔放な!?)
自分の父親の事が余り好きではなかったですが、自分も
ようやくその年齢になってきた今、そんな父親を素直に
尊敬出来る思えるようになってきたと思える次第です。。

私自身にしても、若い頃はいくつかの情報処理系の資格は
取ってきましたが、もうとっくにその証明書すら無くして
今となっては何も証明するものはないわけなんですけれど、

でも、それが今日までIT業界で長年こうしてやってこれたいう
自分の中での自信といいますか、安心感といいましょうか、、

長い間にはこの仕事辞めようと考えたことも何度かあったわけ
ですが、自分は、一生これで食べていくんだという覚悟の証、
ほんの少しかも知れませんが、取った資格というのは自分自身
の気持ちのどこかにそういった意識や覚悟のようなものを持つ
意味でも、大きな存在になっているのではないかと思います。

何か一つでも資格というものを持っている人であれば、
自分がそれを取ったときの想いとか、それと共に歩んできた道とか、
その後の人生でその資格によってもたらされた何かとか、、

そう考えてみると、
「資格」ってただの「紙切れ1枚」の話に過ぎないですけれども、
まさに「人の人生そのもの」、ちょっと大げさかも知れませんが
そう思える次第です。

だから、今秋の「マクロ検定」の受験者の皆さんにも、
ほんと全員に合格してもらいたい・・・!その意気込みありありの
今日この頃であります。

資格とは、まさにそれを取った人の人生そのものだ!

 

朝から今日はなんか柄にもなく重たい話し(!?)となってしまいまして、
すみません。笑

三太郎でした。

 


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