星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

ケロウナ便り(41) 楽しさ発見!

2007年01月27日 05時35分17秒 | Weblog

これまでの3回のスキーでは、初心者未満の技量と悪天候とが災いして、スキーが楽しいものとは正直言って感じられませんでした。明日のスキーを楽しみにしながら寝に就くなんてことはあり得ませんでした。何が楽しくてスキーをするのかがイマイチ理解できず、なによりも足がロボット状態に陥るあの忌まわしい靴で歩くことを想像するだけで気持ちが暗くなると言ったところが本音でした。

ところが、24日に行ったBigWhiteで、楽しさの一部を発見した気がします。

先ず第一に天気が素晴らしかったので2300メートルの山頂からの眺望やらコースの樹氷が絵に描いたように素晴らしかったことです。カメラを持ち歩くゆとりが無かったのでスキー場の出来合いの写真を載せました。実物はこんな物ではなかったのです。こんな天気でこんな景色が毎回見られるなら確かにスキーは気持ちよく、楽しいものだとろうと理解できました。

第二に、この日は師匠格の参加が無く、中級スキーヤーのUさんとビギナーのKちゃんとの3人で、これまで習ったことをおさらいしながら滑る、いわば楽しく「遊ぶ」一日と心に余裕があったからでしょうか、これまでとは違ってスムースな滑りが出来たのです。師匠のお陰で最低限の技術が身につき、「初心者未満」から「初心者」に昇格したことが実感できて自信が出てきたのを感じます。途中で2~3回休みながらも緑のコースを一度も転倒せずに滑りきったとき、次に一度の休みも挟まずに途中転倒もせずに一気に滑り降りたとき、なんとも爽快な気分、ちょっと大袈裟に言えば充実した達成感を感じたものです。ゲームプランを立て、プランどおりのショットが出て思い通りのスコアが出た時のゴルフと同じように気持ちのいいものでした。

第三に、実力もわきまえずに調子に乗って青のコースに挑戦したときに実感したことですが、緑に比べたら格段に傾斜がきつく、それなりの技術が無ければ転倒せずに一気に滑り降りるのは至難の技と言う当たり前の事実でした。緑→青→黒と難度の上がるコースに対応した技術を身につけ、そのときの自然環境に合わせてのゲームプランを立て、それなりに目標達成できれば、気持ちよく楽しいだろうなと思います。「スキーの楽しさはスキーの難しさにこそある」なんて悟った気もしますが・・・・。

スキーやっていて一番楽しい瞬間はロボット靴からスニーカーに履き替える時なんていう今の状況から抜け出すのが当面の最優先課題です。先が思いやられますね。