ポールマッカートニー２００７

ライブが放送されていたので一応見てみた。
感想は（流石）の一言、よく懐メロで日本のかつてのヒット曲を本人が歌うケースが
あって痛々しい感がする事は珍しく無いがポールは歳相応にライブをこなしている。
ビートルズ時代やウイングスのヒット曲を聴いても落胆させない、会場のファンも
堪能していた。
かつてのライバルの変わり果てた姿に涙した小柳ルミ子さん、歌おうにも声を絞り出す
のがやっとでそれはファンで無くても可哀想だった。

確か太田裕美さんは「さらばシベリア鉄道」や「木綿のハンカチーフ」を聴衆に聞かせられる
レベルでは無いと己が判断したらもう歌わないとおっしゃっていたがそこまでの矜持が
ある歌手があとどれくらい居るだろうか？

ライブだと原曲を崩してアレンジするのはそれも一つの楽しみではあるが落胆するケースも
ある。

ことポールマッカートニーに関しては先のライブを見てもそれは感じられなかった。

再来日はあるのだろうか？　

現在、日本で（これならチケットにプレミアついて１０万出しても見たい）と思わせる歌手は
中島みゆきさん。　ＤＡＭでまま音のライブ映像が見る事が出来るので興味ある方は
確認しても損は無いと思われる