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「お酒は悪くない」説を考える

2018年12月21日 04時20分51秒 | ちょっと俯瞰
 飲酒運転による事故や事件があると言われる言葉である。
酒は飲んでも飲まれるな、飲んだら乗るな、お酒に罪は無い。
酒は百薬の長とかって、下戸の私からしたら毒以外の何物でも無いのだが?

運転代行業の需要がいきなり飛び出したのはいわゆるバブル時期。
酒の席に行くと分かっていながら車で直行。
何故かというとあの当時は接待せったいまたセッタイ。
お誘いがあれば断れないという風が始まった変わり目だったと思われる。

さて、ちょっと視点を変えてみると最近話題の南青山。
最初は声の大きい人の意見が勢いが良いのは何処でも変わらない構図。
少し時間が経てばそれらの人達の勢いは失せる。
児童相談所が出来たら風紀が心配、ブランド価値が損なわれる。
土地のお話まで持ち出すとか。

カジノなども同様の意見が今現在進行中である。
かつては原宿にパチンコ店が無いというのが小学生当時からあった。
今はどうか知らないが明治通りなどを車で通ると潰れたパチンコ屋が
数年放置されていたのがいつの間にかラーメン店になって繁盛している。
ブクロの同様に潰れたパチ屋は宝島になってこちらはVRが売りとなっている。

確か場外馬券場が出来る時もすったもんだがありました。
でも結局出来てしまえば治安悪化になったかと言うとそんな事は無い。

大体、私が物心ついたときは巣鴨プリズンがあって何の違和感も無く
小学校の校長先生から「拘置所の周辺を掃除している人達には挨拶を
しましょう」と訓示を頂き皆素直に挨拶励行した。

また掃除をされていた方達が笑顔であいさつしてくれるのが嬉しくて
夏休みなどは早起きして校庭でラジオ体操に参加してから掃除のおじさん
達に挨拶に行くのが楽しみだった。
掃除のおじさん達が模範囚の方々だったことを知ったのは後からだが
そのせいかおそらく私に限らず偏見は無かっただろうし実際上級生などから
下衆な勘繰りを聞いたことも無い。

南青山で御託並べている反対派の人達はおそらく意識の根底に「怖れ」が
あるのだろう。 一番おそれるのは己のブランドが危うくなる事かも。
ブルジョア意識の高い人ほどキャンキャンわめくのは昔から。
それを野暮で無粋と言う。

粋で鯔背な大人を見て育ったのは私にとって確かに良かったと言える事である。

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