Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

Easy Rider (#5 The Last Story @Kyoto)

2011-03-27 02:29:52 | trip, event
3月10日(木)
京都観光1日目



建仁寺



嵐山


歩いてて気づいたけど、京都ってブランドが存在しているみたいだった。街も昔ながらのお寺などを残しつつ、新しい建物や店はその景観を壊さないように最大限の工夫している。また人も一人ひとりおしゃれで上品な雰囲気を漂わせている。


3月11日(金)
京都観光2日目

京都市役所
(その向かい側にちょうど中学の修学旅行で泊まった旅館を発見!)


安藤忠雄の作品


評判のお茶屋




お気に入りの写真。






3月12日(土)

この日、帰路に着く。
自転車の前輪と後輪を分解して袋に入れて、電車で持って帰る。



お昼過ぎに出て、神奈川の実家に着いたのが夜の11時ぐらい。
東北関東大地震の次の日なのに電車はほとんど正常どおりに運転していた。

そして僕たちの10日間に及ぶ自転車の旅は終わった...


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Easy Rider (#4 Life is beautiful)

2011-03-27 00:40:37 | trip, event
3月8日(火)

さて、旅の疲れもだいぶ取れたし、いざ京都へ!!

今日の目標は滋賀県の大津、だけど問題は鈴鹿山脈をどう越えるか?

選択肢は3つ、
1、当たって砕ける(交通量が多くて危険な道)
2、正面突破する (距離は短いが、坂が急)
3、回り道する  (坂はゆるいが、距離が長い)
もちろん僕たちはほぼ直感で3をチョイス!何でって?もうキツイからさ。

それでも結構大変だ。僕たちは箱根峠の時に比べると坂道も楽に登れるようになったはずなのに、少しも楽じゃない。

その時のお気に入りの学校の写真。



そして下り坂の時に撮った鈴鹿山脈、日本って雄大だなって改めて感じた瞬間。



この後はひたすら下り坂で、自然に囲まれながら走るのは本当にサイコーだよ。

あと関が原の戦場にも行った。どんな所だろうと思って行ってみたら、自然に囲まれて厳粛な雰囲気がそこに漂っていた。



そこから彦根までに向かうときにいきなり大雨に遭遇するのと、日の入りまで時間がないので、二人とも慌てて愛車を必死に漕いだ。

でも雨は全然止んでくれないどころか強くなる一方で、そんな状況のなかで例のごとく大型トラックにまぎれて上り坂の車道を二人で必死に駆け上がらなくなることに...ここで後ろに下がったりなんかしたら引かれてしまう、そんな状況だった。しばらく漕いで、やっと下り坂にさしかかった。


            その時、キセキが起こった...


分厚い雨雲の隙間から夕日が顔を出し、雨が降り続けながらも周囲一帯が黄金に染まった。まるで自分が天国にいるような気分だった、生きているのか死んでいるのかも分からないような。

下り坂が終わって落ち着いたときに撮った一枚、これじゃきっと伝わらないかもしれないけど。



結局、この日は無事に彦根に着いた。そして僕はマックで眠りについた。


3月9日(水)

今日の目標は京都、そう心に決めて僕らは彦根の街が明るくなるのと同時に走り始めた。というのは、この日の夜に高校時代の友達と会うと約束していたのだ。

でも、朝からいきなり歴史豊かな近江八幡に寄り道、







あっという間に時間が過ぎてしまった。その遅れを取り戻すため張り切って愛車を漕ぎ始める2人。

なのになぜか琵琶湖に立ち寄る、今日2回目の寄り道。



1周200kmもあるの?!琵琶湖、雄大なり!!

結局、僕たちはこの日京都にたどり着いたものの、予定より遅れてしまったので京都の友達に待ち合わせ時間を遅らせてもらい、無事会うことが出来た。

3人で居酒屋に入って、ひたすら話した。高校のこと、大学のこと、就活のこと、恋愛のことなど話が途切れることはなかった。結局、その居酒屋に4時間もいてしまったが、素敵な時間があっという間に過ぎていった。

しかもその子は母親からお金を預かっていて、何とそれを出してくれた。僕たちが突然誘ったのにもかかわらず、お金まで多く出してもらうなんて申し訳ないけど、それと同時にすごい嬉しかった。その友達はすごく優しい心の持ち主なので、何だかこっちまで優しい気持ちになれた。本当にありがとう!!


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