感動とpain~FOI2011~その1

2018-09-07 13:36:54 | アイスショー

北海道の地震で全域で停電になったというニュースは私にとってすごく衝撃でした…北海道のみなさんがどれだけ不安な一夜を過ごしたことか…そしてやっぱり羽生くんがあの日避難所で見たノッテステラータの事を思わずにはいられません。

そしてそんな星降る夜空を見て希望を見い出した羽生くんの感性…

北海道にいる羽生くんファンの皆様はそんな羽生くんを思い出したでしょうか。

早く電気が回復し、テレビやネットで羽生くんの演技や笑顔を見て、少しでも北海道の羽生くんファンのみなさまが元気になればいいなと、願っています。

私は後方支援しかできませんが(寄付するとか)、元気な人たちは一生懸命経済を回して明るい話題も回していけばいいのではないかと、私は思うので、これからもこのブログでは私の偏った一方的な情報でありますが、羽生くんのことたくさん書いていきたいと思います!!!!

ついでに思い出したことを(長くなってすみません)。以前、旦那の転勤で2年間だけド田舎に住んでいたことがあるのですが、家の周りに街灯も無く、まさに暗闇。視界ゼロといっても過言ではない……夜歩くときは懐中電灯を持って歩いていたのですが星空が本当に本当に綺麗でした。そんな事も思い出しました…


それで今日の羽生くんは、羽生くんがそんな星降る夜を見た日から5か月後。

前々回のブログで「油と水」的な感想をチラッと書きましたがフレンズオンアイス2011ですよ。日曜日にCSで再放送があった分。

その後全部観ました!!!そして、想像以上にいろいろ感動したので(羽生くん以外でも)、今のうちに覚えてるうちに少し感想を書きたいと思っていたら、思いのほか長くなりそうなので何回かに分けて書くかもしれません。なので今回はその1。

2011年といえばバンクーバーオリンピックの翌年。私は真央ちゃんショックで抜け殻みたいになっていたのと、子育てに忙しくて、この頃はあまりフィギュアを見てなかったような…だからあんな珠玉の原石の羽生くんを発見できなかったのかもしれない…残念。

 そして、私は羽生くんファンになるまではアイスショーに全く興味がありませんでした。試合オンリーでした。羽生くんファンになってからも、過去のアイスショーはあんまり見てません。よってこのFOI2011もほぼ未見。 

そんな私の感想なので、スケオタの方や上級クラスの羽生くんファンに読まれたら、「違う!そうじゃない!」とか「わかってないなあ」とか思われそうですがそんなわかっていない私が書いた感想ということです。こう思う人もいるとうことで、お願いします…(言い訳三昧

 

まずはその時の羽生くんの演技の動画を貼ります。この時の羽生くんの状況(2011年8月)は、羽生くんファンなら説明しなくてもわかっていると思いますが、やっぱりその背景を知っているのと知っていないのでは感動の度合いが違います。私はもう、涙なしでは見れません

 このとき羽生くんは16歳でしたっけ?うちの息子と2つしか違わないんですよ…そんな年齢で震災で深く傷つき、重荷に耐えながら必死にいろいろなショーで演技していたかと思うと、もう、それだけで涙が出るというか、胸が苦しくなります…

演技後のこの無垢な笑顔よ!

この時、冒頭の4回転コンボを綺麗に決めていましたがこのショーで4回転跳んだの羽生くんだけでしたね(この時の超真剣な顔がまた涙を誘う)


そして4回転コンボで思い出しましたが、この後のこのシーズンの試合、序盤は4回転コンボが冒頭に組み込まれている構成だったと思うのですが(途中から単独の構成になっていた)、なんかの試合(ここでどの試合かすぐに名前が出てこないのが私…まだまだ…4級…) をイギリスのユーロの解説で見ていた時、冒頭のコンボが単独になったんです。その時ユーロの解説のクリスだったサイモンだったかどっちかが、「さて、次どうするか」みたいな、ちゃんとリカバリーしてくるか?心配のようなワクワクなのかハラハラなのかって感じで見守っていて。結果、ちゃんと3回転でコンボを決めてきた羽生くんに対して、「goo boy」だか「good work」だかなんかそんな褒め方してたのが凄く印象に残っています。ここで「この坊やは見込みがあるな第一関門突破」って思われたんじゃないでしょうか。と私はこの時思いました

 

それで、もう、この羽生くんのこの演技だけで充分感動だし、動画サイトなどではこうやって一つの演技ごとにアップしてるのが多くて、ファンは自分の好きなスケーターの演技しか見ないことが多いんじゃないかと思うのですが、Full ver.好きな私としては、やっぱりこのショーを最初から最後まで見てこそ見えてくるものがあるなあっていうの、今回いろいろ実感しました…

このショーは震災の年ということで、オープニングでは震災に触れ、その後仙台スケーターによる演技もありました。また、震災に合わせた曲で演技してくれたスケーターもいました。

しかし、このショーの主役は高橋さんでした。高橋さんのためのショーでした。

そんな中、羽生くんは完全なる脇役ですが、とても一生懸命でした。群舞の時などは特に、偉大な先輩方に一生懸命馴染もうとする姿が健気で泣けてきました

これについてはその2で書きたいと思います。

それで、そんな高橋さんショーの中の悲愴だからこそ、さらに感動したのです。私は。

イメージしやすいように動画を貼っていきます。

 

第一部の最後は高橋さんの新SP。

そして休憩をはさみ、第二部。

第二部のオープニングはFOI選抜メンバーによるマンボ(高橋さんの代表プログラム)

高橋さんのマイクパフォーマンス

未来枠のジュニア?の女の子の演技

田村さん(女装)と高橋さんの「道」共演

羽生くん「悲愴」

 

私はこの流れを見て、あまりの羽生くんの異質さに驚きました…だから「oil & water」などというタイトルを付けちゃったのですが

もっと書くと「oil」にもいろいろあって、オリーブオイルの時もあればラードの時もあります。私は「道」のようなオリーブオイルが好きだったのですが、大衆の求めるものはラードだったようで、「またラードだ」「今度もラードか…」って感想を持ってしまってすみません…

それはともかくこのショーを最初から最後まで見て、oilばかりでは無いことに気づきました。長くなったので、これについてや全体の感想はまた今度…

次になるか次の次になるかはわかりませんが、その2は必ずいつか書きます。

このショーのFull ver.はどこかにあるのかもしれませんが、私は中国の動画サイトでしか見つけられませんでした。韓流ファンのときから、「困った時の中国サイト」っていうのが私の合言葉で中国サイトを探せば何でもあるってイメージです……

 

ではまた 


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