「真面目７２ ０」

皆さん
この本をご存知ですか？



「永遠の０」

０は世界対戦で他国に恐れられた日本の戦闘機、
零戦の０。

戦争・特攻隊のお話です。


今まで戦争について、
‘残酷な過去は知りたくない’と、
どこかで触れないでいた自分。
ただここ最近、
将也さんが出演されていた
舞台“宝塚ＢＯＹＳ”を観たり、
終戦記念日に放送されたドキュメンタリーをみて、
これはきちんと知っておかなくてはならないと思い、
本屋さんで目にしたこの本を手にしました。

‘家族のために必ず生きて帰る’と
約束した祖父が
なぜ自ら特攻で命を落としたのか？
その謎解きからストーリーが始まるのですが、
この本には戦争で起こった様々な出来事、
大切な人、国のために戦った方々の思い、葛藤、そして“愛”が鮮明に描かれています。

読んでいて胸が痛みました。
上の命令は絶対！
理不尽なことだらけ。
負け戦と分かっていても弱音も吐かず、
家族、大切な人を想って命を落とした人達のことを思うと
何ともやり切れない気持ちになります。

正直今の自分には戦争のことは理解できない、
けれど
大切な人を守るため戦った昔の人達は、とてつもなく立派で強い人達だったのは確かだと思う。

戦争について教科書程度の知識しかなかった自分が恥ずかしい…

本を読み終えたあと、
自分がこうして五体満足で生きていられることが
本当に幸せなことだと感じたし、
“愛”の偉大さを教えられました。

何度も訪れる感動、そして考えさせられる本です。

オススメ致します。

自分もいつか戦争を題材にした作品に出演して、
戦争を二度と繰り返してはならない！というテーマを伝える一人になりたい、と強く思います。