ネヘミヤ記9:8
『あなたは、彼の心が御前に真実であるのを見て、カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、エブス人、ギルガシ人の地を、彼と彼の子孫に与えるとの契約を彼と結び、あなたの約束を果たされました。あなたは正しい方だからです。』
誰の心が主に御前で真実であると言われているでしょうか。
その人物はアブラハムです。
元々アブラハムは偶像崇拝者で、偶像のものを造る家の出身でした。
しかし神は彼を選んで、彼に命じました。
創世記12:1-3
『主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。
そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。
あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」』
するとアブラハムは素直に主が告げられた通りに出て行きました。
75歳の時でした。
その後もアブラハムは真実に神のことばを信じ従いました。
それが神の目には信仰ある姿で、また御前に真実な心でした。
偶像を断ち切って従うことは簡単ではないですが、従う決心をしたことが神を喜ばせました。
多くの者は色々な理由や言い訳をして従わないです。
神を無視し恐れない心は真実な心ではないです。
愛する息子よりも神を愛し、神を恐れていたアブラハムを、神は「友」と呼んで下さいました。
そう呼ばれた人はほとんどいませんでした。
【関連聖句】
詩篇101:6
『私の目は、国の中の真実な人たちに注がれます。彼らが私とともに住むために。全き道を歩む者は、私に仕えます。』
【聖書通読】
-キリストの贖い-
- へブル10:1-25
《 3分バイブルボイス 》