創世記4:8
『しかし、カインは弟アベルに話しかけた。「野に行こうではないか。」そして、ふたりが野にいたとき、カインは弟アベルに襲いかかり、彼を殺した。』
世界中で毎日多くの殺人が行われている恐ろしい時代ですが、人類最初に起きた殺人はアダムとエバの長男であるカインが弟アベルを殺した事件でした。
計画的な殺人でした。
殺人の原因は妬みと怒りでした。
二人で神にささげ物をしたのに、自分のささげ物を神が退け、アベルのささげ物は神が受け入れたことで、アベルを殺しました。
アベルは神が喜ぶ方式でささげ物をし、カインは自分が願う方式でささげ物をしました。
自分に非があるのに、神に怒り、弟アベルに対しては妬んで殺しました。
殺した後に殺人を隠ぺいするために、弟を土に埋め、神が「あなたの弟アベルはどこにいるのか。」と聞いた時、カインは「私は知りません。私は弟の番人なのですか。」と神に嘘をつきました。
責任逃れのために嘘までつきました。
カインは神を裏切り、サタンに属する者の代表的な人物になりました。
それは神に敵対しながら弟のいのちをその手で奪ったからです。
殺人の罪を犯しながら、神にも嘘をついたことは、サタンの子どもであることを自ら証明する形になりました。
その犯罪によって彼は永遠の神の国に入ることは出来ませんでした。
カインの殺人は悪者の正しい人に対する迫害として神への挑戦でした。
【祈り】
主よ。悪が心にあると、とんでもない罪を犯すので、心から悪を取り除きます。
【聖句をノートに書きましょう】
-悪と罪-
- ローマ3:23
- 箴言29:22
- エペソ5:12
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