日常生活を営んでいれば、自分を気に入らない人の一人や二人、必ずいます。
全く勝手に敵対心を持って攻撃してくる人もいます。
誠意を持って接しますが、根も葉もない理由で攻撃してくる人もいるので、ある程度受け流すか距離を取って、お互いに再燃しないようにします。
わざわざ白黒ハッキリつけようとしないことです。
理不尽でも謝って、燃え上がらないようにします。
結局のところ、世渡りの上手さは、このあたりをどう対処できるかで変わってきます。
他人を変えるのではなく、自分を変える。
自分の生命や生活に危機を生じるようであれば対処するし、そうでなければ対処しない。
現在原因がわからなければ将来の課題とする。
もしその場で怒っている原因がわかったなら、
「ありがとうございます。勉強になります」
と相手の自尊心を上げたりする方法もある。
このあたりの対応が上手な人は、ほぼ雰囲気や経験で、勝ち負けをはっきりさせる必要があるかどうかを計算しているわけです。
そんな経験を何度も経ているとも言えます。
そしてこれが上手な人は、実力や能力を向上させる地道な努力をしたうえで、間違いなくリーダーになります。
敵だった人さえも後押しします。
逆にこれができずに他人を蹴落とすタイプは、リーダーになっても敵が多すぎるため、すぐに引きずり降ろされます。
イメージとしては、最下層のチンピラの喧嘩なのか、ボスの余裕なのか。
そのあたりをしっかり理解できると、人生の味わいも変わってきます。