裏山では、キバナイカリソウが花を付け始めました。
イカリソウ属の植物は世界に約60種(日本には5~6種)が知られています。中国を中心にインド、日本、朝鮮半島、ロシア極東部、南ヨーロッパ、北アフリカなどに分布します。
日本では淡い紫色の碇草(イカリソウ)、花弁に距がなく白色の梅花碇草(バイカイカリソウ)、淡い黄色の黄花碇草(キバナイカリソウ)、冬でも葉が枯れない常緑の常盤碇草(トキワイカリソウ)などがあります。
イカリソウは淫羊霍(インヨウカク)という生薬としても知られ、精力剤として有名です。
これからハート型の葉が出てきます。乾燥させれば茶葉として利用できます!
、実はこの植物は古くから強精・強壮薬として羊たちの精力増強に使われてきたというから驚きです。
近年イカリソウを用いた動物実験より、補精薬としての薬理効果が化学的に解明されたそうです。イカリソウはまるで植物由来の「バイアグラ」のような存在といえそうです。
ユンケルにも使われています。←クリック
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