上野と成田を結ぶ京成電鉄の京成本線に、堀切菖蒲園という駅があります。変わった駅名に思えますが、近くに菖蒲園がある為、まさしくその名も堀切菖蒲園駅。小さな駅の周辺は、下町の雰囲気が感じられ、こじんまりと営んでいるお店が並んでいます。菖蒲が見ごろの時期以外は、地元の人が行き交う静かな街です。
堀切菖蒲園駅の改札を出て、大通りを右に進みます。するといつもの見慣れた「たい焼」の幟を発見。お店の名前はロッキーといい、たい焼き以外にもたこ焼き・やきとり・ソフトクリームと、日本版ファーストフードが勢揃い。
早速ロッキーのたい焼きを買いました。見た目は昔ながらの普通のたい焼きです。時にはシンプルな物もいいかと思って、何気に店の中を眺めていると、店の壁にチョッと気を引く「はちみつ入り」の文字発見。これは期待がもてます。ロッキーのおじさんに紙袋に入ったたい焼きを渡して頂、歩きながら少し冷めるのを待ちました。数分後、紙袋からたい焼きを取り出し、食べごろと思いきやまだ熱し。人通りを避けて、裏の路地に入って行くと、ネコが日向ぼっこしてました。
たい焼きの表面が冷めたのを確認し、頭からかぶりつきました。あ!この食感?見た目のシンプルさとは違い、たい焼きの皮がサクッとしていることにビックリ。中の餡子は少し水分を含んでいて、あずきの粒が崩れていなく、若干甘めです。外の皮が冷めても、中の餡子はまだ熱かったので、ゆっくり味わいながら食べると丁度いい甘さです。
梅雨時期に堀切菖蒲園を菖蒲を見た後は、たい焼きを食べて身体をあたためるのもいいかもね。
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