JR 松本駅から松本城を目指して行くと、街中を小さな川が流れていました。その対岸に目をやると、なにやら街中に似つかわしくない木作りの建物が並んでました。そうここが縄手通り商店街です。僕はその光景に引き寄せられるかのように、千歳橋を渡り石畳の通りに入って行きました。ここは観光客お目当てのお土産が並ぶ通りとは違い、骨董品や雑貨なども売っている昔の商店街の雰囲気が感じられる街並みです。それに何故かカエルの置き物が多く、ここはカエルと何か縁が有るのでしょうか?
縄手通り商店街を少し進むと、見慣れた幟のお店発見。この通りの四柱神社の入り口に側に、矢澤鯛焼店が有りました。この日の松本市は、今にも雪が落ちて来そうな空模様。さあーたい焼き食べましょうか。
矢澤鯛焼店のたい焼きメニューを見ると、あんこ・カスタード・チョコレートは勿論ですが、塩キャラメルやカレーやチーズ、それにチリチリメキシカンたい焼きといった変わったたい焼きもあり、こんなに種類があると目移りしてしまいます。その中から僕は基本のあんこを注文しましたが、もしもう一品買うとしたらチーズがいいかな?寒い日には温かいチーズが美味しそうです。お店は年配の女性の方が切り盛りしていて、たい焼きの他にも大阪焼やソフトクリーム・かき氷と、多くの種類をこなしているのが凄い。
ということで120円を支払い定番のたい焼き(あんこ)を手渡していただきました。縄手通り商店街を歩きながら、矢澤鯛焼店のたい焼きを食べ歩き。たい焼きを頭からかじると、パリッとしたちょい硬めの皮。場所によって中のあんこが薄っすら透けて見えます。中に甘いあんこがたっぷり入っていて、食べていると薄皮が破れあんこが飛び出してしまいました。あんこだけ食べてもとても美味しいですね。
食べながら歩いていると、側にいた見知らぬおじさんが、たい焼きを食べえている僕の姿を見て「あそこのたい焼き美味しいよね」と声をかけてきました。僕も「ええ美味しいですね」と自然と言葉が出ました。そしてそのおじさんは「そこにももう一軒たい焼き屋があるけど、今日は休みのようだね」と残し歩いて行きました。そんな見知らぬ人とでも気軽に話がはずむ縄手通り商店街。でもおじさんが言った言葉が心残りです。またいつか縄手通り商店街を訪れることでしょう。
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