スーパーにイチゴが並ぶ季節となった。
我が家では「あまおう」を買う。甘味が強く、酸味が目立たず食べやすい。形はいろいろだ。横に広がったものや、デコレーションに使えそうなくらい立派なもの、小粒のものなど個性がある。
「おや?」
その日、私が食べようと思った「あまおう」は、なまめかしい姿をしていた。
どこから見ても、お尻に見えないだろうか。
同僚の体育科の男性が、ちょうどこんな形の、むっちりしたお尻をしていた気がする。
うーん、これは貴重だ。
加齢とともに、すっかりお尻には自信がなくなっている。これくらい、美尻だったらよかったのに。
私は写真撮影をしてから、イチゴを胃に収めた。
今日は、近所のショッピングビルで、開店10周年記念の抽選会をしている。お買い上げ5000円ごとに1回の抽選ができるのだが、数えてみたら、8回分の抽選券があった。
うっほほーい!!
特賞ハワイ旅行とあるが、くじ運の悪い私に当たるはずもない。
4等の「新宿高野レディースバイキング」が本命である。食べることが好きな私にピッタリではないか。
問題は当たるかどうかだ。
そういえば、先週マイミクさんから「待ち受けにすると、宝くじに当たるといわれているフォト」をいただいたが、ネットを見ると賛否両論あって何ともいえない。
だったら、このお尻あまおうにしちゃおうかしら!
レアな写真は珍しいし、高野は元々果物屋さんだ。何やら、非常にご縁が感じられる気がした。
そんなわけで単純な私は、1枚目の最も美しいお尻……もといイチゴを待ち受け画面にしてみた。
抽選会には、長蛇の列ができていた。参加賞はチョコレートなので、何ももらえないということはない。10分待って、ようやく順番が来た。
頭の中では、昔見たテレビ番組「東京フレンドパーク」の、「パジェロ、パジェロ」というかけ声が、「タカノ、タカノ」に変わってこだましている。
係りのお姉さんはいたって冷静で、血走った眼をした参加者を上手にかわしていた。
「8回ですね。ではどうぞ」
レトロなガラガラを回すと、赤い玉が出た。
「おめでとうございます、6等です!」
えっ、6等!? 何だっけ?
よくおぼえていないが、高野ではないことだけは確かだ。よし、次の回に移る。またもや「タカノ、タカノ」と念じたが、今度はハズレの白だった。
結局、白白白白白赤白と続き、チョコレートだらけになって終わった。
ガクッ。
「6等の賞品は、あちらでお受け取りください」
指差された方向に向かうと、別のお姉さんが笑顔でお出迎えしてくれた。
「6等はクリアファイルとなっております。どうぞ~」
店名の入ったクリアファイルを2枚渡されたが、苦笑するばかりだった……。
まあ、元々くじ運が悪いのだから、こんなものだろう。
ちなみに、あまおうの待ち受けは変えていない。
そのうち、私のお尻も、これくらいプリッとなったりして……。
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
我が家では「あまおう」を買う。甘味が強く、酸味が目立たず食べやすい。形はいろいろだ。横に広がったものや、デコレーションに使えそうなくらい立派なもの、小粒のものなど個性がある。
「おや?」
その日、私が食べようと思った「あまおう」は、なまめかしい姿をしていた。
どこから見ても、お尻に見えないだろうか。
同僚の体育科の男性が、ちょうどこんな形の、むっちりしたお尻をしていた気がする。
うーん、これは貴重だ。
加齢とともに、すっかりお尻には自信がなくなっている。これくらい、美尻だったらよかったのに。
私は写真撮影をしてから、イチゴを胃に収めた。
今日は、近所のショッピングビルで、開店10周年記念の抽選会をしている。お買い上げ5000円ごとに1回の抽選ができるのだが、数えてみたら、8回分の抽選券があった。
うっほほーい!!
特賞ハワイ旅行とあるが、くじ運の悪い私に当たるはずもない。
4等の「新宿高野レディースバイキング」が本命である。食べることが好きな私にピッタリではないか。
問題は当たるかどうかだ。
そういえば、先週マイミクさんから「待ち受けにすると、宝くじに当たるといわれているフォト」をいただいたが、ネットを見ると賛否両論あって何ともいえない。
だったら、このお尻あまおうにしちゃおうかしら!
レアな写真は珍しいし、高野は元々果物屋さんだ。何やら、非常にご縁が感じられる気がした。
そんなわけで単純な私は、1枚目の最も美しいお尻……もといイチゴを待ち受け画面にしてみた。
抽選会には、長蛇の列ができていた。参加賞はチョコレートなので、何ももらえないということはない。10分待って、ようやく順番が来た。
頭の中では、昔見たテレビ番組「東京フレンドパーク」の、「パジェロ、パジェロ」というかけ声が、「タカノ、タカノ」に変わってこだましている。
係りのお姉さんはいたって冷静で、血走った眼をした参加者を上手にかわしていた。
「8回ですね。ではどうぞ」
レトロなガラガラを回すと、赤い玉が出た。
「おめでとうございます、6等です!」
えっ、6等!? 何だっけ?
よくおぼえていないが、高野ではないことだけは確かだ。よし、次の回に移る。またもや「タカノ、タカノ」と念じたが、今度はハズレの白だった。
結局、白白白白白赤白と続き、チョコレートだらけになって終わった。
ガクッ。
「6等の賞品は、あちらでお受け取りください」
指差された方向に向かうと、別のお姉さんが笑顔でお出迎えしてくれた。
「6等はクリアファイルとなっております。どうぞ~」
店名の入ったクリアファイルを2枚渡されたが、苦笑するばかりだった……。
まあ、元々くじ運が悪いのだから、こんなものだろう。
ちなみに、あまおうの待ち受けは変えていない。
そのうち、私のお尻も、これくらいプリッとなったりして……。
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「うつろひ~笹木砂希~」(日記)