私の職場では、任意で女性健診を受けることができる。40代ともなれば、乳がんや子宮がんのリスクが高まり、年に一度は検査したほうがいいと聞くので、前から申し込もうと思っていた。
申込書をもらったのは6月だが、忙しさにかまけて、すっかり忘れていた。気づいたのは12月である。
しまった!
一応、医療機関に申し込みをしてみると、すでに予約がいっぱいだと言われた。
「12月24日であれば、空きがありますが、いかがなさいますか」
オペレーターはそう続け、こちらの返事を待った。
「じゃあ、その日にします」
電話を切ったあと、「クリスマスだから空いているんだな」と納得した。彼氏や家族とごちそうを食べたり、プレゼントを交換したりして楽しく過ごす日に、わざわざマンモグラフィを受けたがる女はいない。
そういえば、前にも同じことがあった気がする。健診の申し込みは1月までなので、あわてて電話をかけたら、12月25日なら空いていると言われ、その日にした。街中ではクリスマスソングが流れ、手をつないで歩くカップルが目立つ。しかし、私はマンモグラフィで胸を押しつぶされ、子宮がんの検査で痛い思いをし、一人淋しく家路についた。
何という差……。
そしてまた、同じことが繰り返された。モタモタしている自分が悪い。
日が落ち、華やかなイルミネーションに彩られた渋谷の街を、不機嫌な顔で通り過ぎる女がいただけの話である。
そして先日、女性健診の結果が郵送されてきた。
乳がんも、子宮がんも、「異常なし」という結果だった。
よっしゃ~!
私の母は、40代あたりから、健診を受けるたびに「がんの疑い」と診断されていた。50代のとき、ついに子宮の摘出手術を受けている。健康でいられるのは、非常にありがたいことなのだ。
これって、クリスマスプレゼント?
決めた。
毎年、クリスマスに女性健診を受けるぞ~!
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
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一応、医療機関に申し込みをしてみると、すでに予約がいっぱいだと言われた。
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オペレーターはそう続け、こちらの返事を待った。
「じゃあ、その日にします」
電話を切ったあと、「クリスマスだから空いているんだな」と納得した。彼氏や家族とごちそうを食べたり、プレゼントを交換したりして楽しく過ごす日に、わざわざマンモグラフィを受けたがる女はいない。
そういえば、前にも同じことがあった気がする。健診の申し込みは1月までなので、あわてて電話をかけたら、12月25日なら空いていると言われ、その日にした。街中ではクリスマスソングが流れ、手をつないで歩くカップルが目立つ。しかし、私はマンモグラフィで胸を押しつぶされ、子宮がんの検査で痛い思いをし、一人淋しく家路についた。
何という差……。
そしてまた、同じことが繰り返された。モタモタしている自分が悪い。
日が落ち、華やかなイルミネーションに彩られた渋谷の街を、不機嫌な顔で通り過ぎる女がいただけの話である。
そして先日、女性健診の結果が郵送されてきた。
乳がんも、子宮がんも、「異常なし」という結果だった。
よっしゃ~!
私の母は、40代あたりから、健診を受けるたびに「がんの疑い」と診断されていた。50代のとき、ついに子宮の摘出手術を受けている。健康でいられるのは、非常にありがたいことなのだ。
これって、クリスマスプレゼント?
決めた。
毎年、クリスマスに女性健診を受けるぞ~!
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