岩手での勤務医時代をつぶやく
理論も必要だが、なにより手先の動きが大事な歯科医師というこの職業。
(もちろんどちらも大事ですよ)大学では多くの患者さんに触れ合う機会が少ない
かな、と思い、大学の部活の先輩の勧めと、「多くの患者さんに接したい」その思
いがあり開業医へ勤務することに。大変な日々でしたけど、歯科医師として、そし
て、社会人として大切なことを学んだ勤務医時代をつぶやきます。
何回も話題にしていますが、よーくO院長に叱られることがありました。
(なんだか、私、いつも叱られたイメージですが・・・
)
勤務し始めのころの私は、叱られると、すぐふてくされてましたねぇ。
そりゃ、仕方ないことですが、よく考えると自分のために叱ってくれた、
注意してくれたのに、それに対してふてくされた態度をとるというのは
やっぱり未熟だったなぁと思います。
注意されて、ふてくされた態度のまま仕事していると、O院長は私を
すぐ呼び止めました。
O院長 「注意されてふてくされる気持ちはわかるけど、歯科医師という
プロなら、態度には出さないで欲しい。そしてまた、態度にでる
ということは、素直に受け止めていないからじゃないかな?
そんな態度で患者さんに接して、患者さんはどう思うだろう?
社会人としてどうなんだろう?」
私 「・・・・・・」
言葉がありませんでした。
自分が注意されて、ふてくされて、結局自分のことしかみてなかったんです・・・
そんな自分に自己嫌悪でした。
医療に従事する者なら(社会人、いや、みんなもかも?)ふてくされる前にする
ことがある。そう思いました。ふてくされる前に、教えてくれたこと、注意してく
れたことに感謝し、素直にまずは聞いてみるということです。
現在でもいろんな先生方からお話を聞いたり、アドバイスを聞いたりすること
がありますが、自分と違う意見や、考え方に、なるほどなー、聞いて良かったなー
と思います。と同時に、ムッとしてしまうこともありますけど。
でも、やっぱり
最後は感謝です。
そう思えるのも、O院長がいてくれたから・・・
今週末、久しぶりにO院長と会うんです
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。