望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

何度も読んだ本

2021-05-16 16:27:06 | 詩歌旅人

何度も読んだ本

思春期は読書も旺盛 そして性に目覚める年頃 何度も読んだのは旺文社の文庫
薄いグリーンの箱カバー入りで豪華だった 
フランスの女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの青い麦を何回も読んだが
性描写はないのに鮮烈
年上の女性に憧れたものだ

推理小説はシャーロック ホームズ アクロイド殺人事件 それにジュニアチャンピオンコース 推理クイズ あなたは名探偵 このシリーズは夢中になる
少年sfシリーズ 夕映え作戦は何度も読み返した

早乙女

早乙女に捧ぐ詩」

早乙女 苗と定規に向かい 腰かがめる辛さに耐え
流れ出る汗の下に深い慈愛 けすにけせない心の灯火

一心不乱にあれば時ははやく流れる

ほぅーほぅーたるこい 蛍橋の川面にゆらぐ家灯 乳呑み子の泣き声に早乙女は泣く

かけて帰れるなら かけて行きたい早乙女の蛍橋

ただ泣く乳呑み子 母は遠い早乙女にあり

時は流れ乳呑み子は母になりて母心を知るや



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