バレンタイン現代美術展に絵を出品します。
ハートや愛をテーマにした、ミニマムな作品を集めた展覧会です。
場所は
B-gallery。
池袋から10分ほど歩いたところにあります。
池袋、目白にお越しの際は是非お立ち寄り下さい。
同時開催のポルトリブレにも出品予定です。
公募なのでね…あれなんですけど、
売買できる環境に絵を置いたことが無かったので
いい意識改革になるだろうと思い、参加することにしました。
他の公募展や、テーマを絞った個展、グループ展に合わせて
計画的に製作をする習慣を少しずつ身につけたいので。
ただ、まだ自分が何を表現していきたいか固まっていない上に
就活や卒業も控えていて、どれにもきちんと結果を残す…
そんな器用な芸当が私に出来るのかしら。
総崩れにだけはならないように、その為に
早く到達までの具体的な道筋を立てないと。
でもそれが一番難しいんだよなぁ…。
…愛を謳った作品と言えばどれだろうと記憶を巡らせていたら、
去年の春、柴田悦子画廊に飾られていた日本画を思い出しました。
抱きしめあう男女の絵なんですが、男性の頭を胸に抱えた女性の表情が
「この人の全てが可愛くて仕方ないの。」
とでも言うような、母性に満ちた笑顔で。
ちょっと自信有り気な様子もまた、絆の深さを感じます。
とってもリアル。
松井冬子が描くような女性特有の痛みや悲哀とは対照的な
女性ならではの幸福感が前面に出ていて、とても良かった。
私もここ1年半くらい、この二面性に悩まされるシーンが多いので
何だかとても考えさせられます。
どっちの要素もあって当然なんだけど、
あの絵の中の女性から受けるような印象を、ポジティブな要素を
もっともっと大きくしていきたい。
そして有名作家でなくても
これだけ記憶に残るような作品を描く人もいるわけだから
自分でもそういう絵が描けるようになりたいものです。
追記:こんな絵を飾っていました。
仮縁が葬式っぽいといわれてちょっとショックです。
しかし見えなくも無い…か…orz