池の水面を挟んで、満月が双子。
冬木立。冬枯れの枝の間から、大きな満月。
山の嶺に近いところにある月は大きくて、手が届きそうなのに。
天頂に近づくと、月は小さく輝きを増して、
手が届かない遠い存在に見えるのは、なぜだろう。
地表近くにある月は、うっすら雲にも負けて、
月光は、かすんで朧に見える。
それなのに、天高くへ上ると、雲に負けない輝き。
でも、地平線に近いところにある、大きな月の
磨きこまれた銅鍋のような
顔色がくっきり見える月も好きです。
冬木立。冬枯れの枝の間から、大きな満月。
山の嶺に近いところにある月は大きくて、手が届きそうなのに。
天頂に近づくと、月は小さく輝きを増して、
手が届かない遠い存在に見えるのは、なぜだろう。
地表近くにある月は、うっすら雲にも負けて、
月光は、かすんで朧に見える。
それなのに、天高くへ上ると、雲に負けない輝き。
でも、地平線に近いところにある、大きな月の
磨きこまれた銅鍋のような
顔色がくっきり見える月も好きです。