Nonsection Radical

撮影と本の空間

知の貯蔵庫

2017年05月04日 | Weblog
久しぶりに図書館に行ってみた。
特に借りたい本があるわけでなく、時間待ちのためとどのような本があるかと興味を持って。
その結果、自分の持っている本さえもない棚にガックリ。
棚の壁には寄贈本募集の紙が。
”人気”の本を複数冊購入することを避けるために読んだものを寄贈してほしいと。
なんだかなぁ。
ベストセラーしかない図書館なんて・・・
こちらが興味を持つ本はまったくなかったのに・・・
これでは図書館で調べ物をして、という場合には遠く県立図書館まで足を運ばないと、という事態に。
知識の宝庫としての図書館の存在はどこへ。
流行の本をお金を出さずにすぐに読みたいという「顧客満足度」を高めても、それが図書館利用につながっているのかどうか。
”今”の本より”過去”の本を貯めておくことが大切なのにと言ったって始まりはしない。
それでもせっせと蔵書を貯め込んでほしいものだ。
そのためにも優れた建築設計の建物なんていらないから、ひたすら貯め込むことだけに徹した地味な建物を建ててほしい。




福生東銀座通り商店街
東京都福生市牛浜,志茂
撮影 2017年4月14日 金曜日 13時55分
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