泣いた、泣いた。放送開始12分でもうウルウル(;_;)や。ほな、さっそく再現しましょうか。
(入院中の)安部広子> 何があったんですか?
和田> 芦田先生が講演中に倒れられたんだ。
安部広子> へえ?
和田> 心配しなくても大丈夫だ。今、コトー先生が診ていてくれているから。
芦田雄一郎> 俺、そんなに悪いのか?
芦田ゆき> そんなことないわ。考えすぎよ。ただ、大事を取って1週間ここで入院させてもらうことにしたから。
芦田雄一郎> 1週間? 冗談じゃない! 俺は東京に帰ってやることが山ほどあるんだ。こんなところに居る暇、ンッ。
芦田ゆき> アッ、ほら。仕事と体とどっちが大事? この状態で6時間も船に乗るのは無理よ。東京の検査でもあっちこっちひっかかっていたんでしょ?
芦田雄一郎> ゆき、お前、どうしてこの島、来たんだ?
芦田ゆき> さあ、何となく、むしが知らせたのかな?
星野彩佳> 広子おばさん、点滴換えます。
(広子の姿がない!)
和田> 私、家へ行ってみますわ。
コトー先生> 和田さん、その前に役場に電話して、課長達にも捜してもらいましょう。
和田> はい。
星野彩佳> 先生、もしもまた〇〇症が感染したら・・・。
コトー先生> とにかくはやく捜しましょう。
(なかなか見つからない。)
安部純一> 母ちゃん・・・。
コトー先生> 純一君。
安部純一> 母ちゃん、どこへ行ったんだよ・・・。先生、もしかして・・・。(志木神様のお札を見せる。)
安部広子> お願いします。志木神様、どうか、芦田先生の病気がようなりますように。
安部純一> 母ちゃん! 何やってんの!?
安部広子> こ、これ。(お札を見せる。)これを芦田先生に。
コトー先生> 安部さん。
安部広子> 先生、ごめんなさい。うちはずっと昔から志木神様に守っていただいているから・・・。きっと芦田先生のことも・・・。
安部純一> 先生のことよりも、自分のことを考えろって!
コトー先生> 安部さん、安部さんのお気持ちはきっと神様に伝わりますよ。だから、もう、こんな無茶はやめてくださいね。
→ 広子さんの人情の厚さには、感服しますね。もう、涙が止まらなかったなりよ。この広子さんの人情と、ゆきさん、コトー先生の働く姿勢を見て、芦田雄一郎の「人柄」と「考え方」が変わっていったんですね。人情は「人の心」も治してくれるんやね。
芦田雄一郎> 君はどうしてあんなに頑張れるんだ?
コトー先生> だって、それが僕の仕事ですから。島のみんなが元気になって、喜んでくれればそれでいいんです。
芦田雄一郎> 随分優等生の答えだな。本当にそれだけか? 無理してるんじゃないのか?
コトー先生> 本当にそれだけです。今は、本当に。東京に居た頃の僕は、こんなことは言えなかったかもしれません。あの頃の忙しさは、今のひじゃありませんでした。午前中にオペ室に入って、夕方まで出てこられないこともざらでした。そんな中で、名前を覚えることもなく、亡くなっていった患者さんも大勢いました。時間に追われ、ただ走り続けていた。ここは、本当に不思議な場所です。ぼくは、この島に来て、見えてきたものがたくさんあるんです。先生は、そうじゃありませんか?
芦田雄一郎> ゆきは、それが言いたかったのかもしれんな。もっと単純に、ただ誰かのために、誰かの役に立ちたいという、その気持ちで働くことができたら、幸せだったんだろうな。そして、いい一生だったって、笑って死ねるんだろうな。
→ うちも笑って死にたい。そのためには、誰かの役に立つことをしなくちゃ・・・。でも、それが何なのか、まだ分からないでいるの。
(入院中の)安部広子> 何があったんですか?
和田> 芦田先生が講演中に倒れられたんだ。
安部広子> へえ?
和田> 心配しなくても大丈夫だ。今、コトー先生が診ていてくれているから。
芦田雄一郎> 俺、そんなに悪いのか?
芦田ゆき> そんなことないわ。考えすぎよ。ただ、大事を取って1週間ここで入院させてもらうことにしたから。
芦田雄一郎> 1週間? 冗談じゃない! 俺は東京に帰ってやることが山ほどあるんだ。こんなところに居る暇、ンッ。
芦田ゆき> アッ、ほら。仕事と体とどっちが大事? この状態で6時間も船に乗るのは無理よ。東京の検査でもあっちこっちひっかかっていたんでしょ?
芦田雄一郎> ゆき、お前、どうしてこの島、来たんだ?
芦田ゆき> さあ、何となく、むしが知らせたのかな?
星野彩佳> 広子おばさん、点滴換えます。
(広子の姿がない!)
和田> 私、家へ行ってみますわ。
コトー先生> 和田さん、その前に役場に電話して、課長達にも捜してもらいましょう。
和田> はい。
星野彩佳> 先生、もしもまた〇〇症が感染したら・・・。
コトー先生> とにかくはやく捜しましょう。
(なかなか見つからない。)
安部純一> 母ちゃん・・・。
コトー先生> 純一君。
安部純一> 母ちゃん、どこへ行ったんだよ・・・。先生、もしかして・・・。(志木神様のお札を見せる。)
安部広子> お願いします。志木神様、どうか、芦田先生の病気がようなりますように。
安部純一> 母ちゃん! 何やってんの!?
安部広子> こ、これ。(お札を見せる。)これを芦田先生に。
コトー先生> 安部さん。
安部広子> 先生、ごめんなさい。うちはずっと昔から志木神様に守っていただいているから・・・。きっと芦田先生のことも・・・。
安部純一> 先生のことよりも、自分のことを考えろって!
コトー先生> 安部さん、安部さんのお気持ちはきっと神様に伝わりますよ。だから、もう、こんな無茶はやめてくださいね。
→ 広子さんの人情の厚さには、感服しますね。もう、涙が止まらなかったなりよ。この広子さんの人情と、ゆきさん、コトー先生の働く姿勢を見て、芦田雄一郎の「人柄」と「考え方」が変わっていったんですね。人情は「人の心」も治してくれるんやね。
芦田雄一郎> 君はどうしてあんなに頑張れるんだ?
コトー先生> だって、それが僕の仕事ですから。島のみんなが元気になって、喜んでくれればそれでいいんです。
芦田雄一郎> 随分優等生の答えだな。本当にそれだけか? 無理してるんじゃないのか?
コトー先生> 本当にそれだけです。今は、本当に。東京に居た頃の僕は、こんなことは言えなかったかもしれません。あの頃の忙しさは、今のひじゃありませんでした。午前中にオペ室に入って、夕方まで出てこられないこともざらでした。そんな中で、名前を覚えることもなく、亡くなっていった患者さんも大勢いました。時間に追われ、ただ走り続けていた。ここは、本当に不思議な場所です。ぼくは、この島に来て、見えてきたものがたくさんあるんです。先生は、そうじゃありませんか?
芦田雄一郎> ゆきは、それが言いたかったのかもしれんな。もっと単純に、ただ誰かのために、誰かの役に立ちたいという、その気持ちで働くことができたら、幸せだったんだろうな。そして、いい一生だったって、笑って死ねるんだろうな。
→ うちも笑って死にたい。そのためには、誰かの役に立つことをしなくちゃ・・・。でも、それが何なのか、まだ分からないでいるの。