この手?のギター弾きは、エフェクター嫌いが多いが、
私は、嫌いではない。
要は、使いようだと思っている。
出来ることなら、音の幅も拡がるから、それなりにつなげたいが、
正直なところ、うまく使いこなせないだけ。
それで、オーバードライブのみ、若しくは、+ワウに留めている。
それにしても、古今東西、過去から現在、種々様々なエフェクターが発売されてきた。
歪み系、空間系、単体、マルチ、エトセトラ
機械モノだというのに、こちらも、新しいモノが必ずしもいいとは限らない。
いわゆるヴィンテージものとか、生産終了モノとかが蔓延っており、
興味のない人には、信じられないような値段が付いていたりする。
昔のモノは、現在では規格の問題他で手に入らない部品が使われていたり、
経年変化で音が変わっていたりとかで、プレミア価格になるらしい。
さて、これらのエフェクター郡
中でも、私が特に興味があるのが“オーバードライブ”。
例の如く、一時、オーバードライブに没頭し、日夜研究に勤しんだ。
ボス・マクソンなどの国内モノから、アメリカモノはもとより、
イギリス、スウェーデン、はてはロシアまで・・・。
私が所有していたもので、ちょっと人に自慢できるものと言えば、
“ケンタウルス”という、知る人ぞ、知る“キング オブ オーバードライブ”
初期モノでゴールドのイラスト付き(尾っぽのちっちゃいタイプ)。
今や伝説?となったこのモデルは、リアルタイムで販売されていた頃から、
雑誌等で目にして知っていたが、新品の販売価格が68,000円とかで、
当時、ちょっとしたギターでも買えそうな価格が付いていた。
いくらなんでも、オーバードライブにその価格はと思いながら、
興味はなくもないが買うすべもなかったが、
それが、後年、リサイクルショップの棚に並んでいるのを見つけることとなる。
まとも?に買えば、プレミアムで10万以上のシロモノが、
そこそこの値段がついていたものの
相場よりは、かなり安い。
たまたま、何とかなったので、試しに買ってみることとした。
それで、肝心の音はと言うと、
確かに、何とも言えぬ“艷”がある。(あった。:過去形)
高音の抜けもいいし、耳あたりもよくイヤミがない。
例えるならば、
ザルで丹念に濾したBD1を0D1に混ぜ込んで、
そいつにヒトサジのTS808を加えた感じ?
といったところだろうか。
結局これまた、養えず、出ていってしまったが、
話のネタになったので、それはそれでよかったと思う。
あれこれ試した挙句、現在は、イバニーズのTS808Reiに落ち着いた。
基本的に、コレを一つだけつないで、ソロとバッキングの音量は、
手元のボリュームとピックアップのセレクタースウィッチで調整
今やりたいことの大方は、これにてコト足りている。
それと予備にノアズアークの“緑”をもっている。
音色の変化で言えば、ギターやアンプを超えてしまうこともあるだけに、
エフェクター、とりわけ、オーバードライブは、単なる機械に留まらず、
ひとつの楽器だと思っている。
うまく使えば、これ以上の味方はないし、
下手に使えば、全てが台無し。
また、使ってなければ使ってないで、ノンエフェクトギタリストと取り沙汰され、
それがまたウリになったりも。
いずれにしても、形は小さいが、
使うにしろ、使わないにしろ、
ギタリストにとって、若しくは、ベーシストにとって、
エフェクターが存在するという意味は、
とても大きい。
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彼曰く、【ネ申】な音らしいが、私にゃわかりましぇん。(^^;
その時その時の音楽の趣向で、コロコロ好みが変わりますからね。けどいつも とりあえず戻るのがMAXONのD&SⅡやね。あれは名機だ。