ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

アイスクリーム

2013-05-27 | 日々徒然

もうすぐ、夏。

夏と言えば、アイスクリームを食される機会も多いのではないでしょうか。

・・・

さて、あまり、ご存知ないと思いますが、一般的に「アイスクリーム」と呼ばれているものでも、

乳成分の量によって種類別に分類されています。

一口にアイスクリームといっても、実のところ、法的には、

一定以上の乳成分の規定値がないと「アイスクリーム」だと認められていないのです。

また、従来アイスクリーム類は、牛乳から作られるものと定義されてきましたが、

平成10年4月の乳等省令改正によって、山羊や羊の乳からも作ることが認められました。

だから、アイスクリームに使われているのは牛乳だとも限らないわけです・・・。

・・・

では、アイスクリーム類の種類について説明します。

パッケージを見ると、

「アイスクリーム」、「アイスミルク」、「ラクトアイス」、「氷菓」と表記されているのを

ご存知ですか?

今まで、気に止めてなかった方は、次回、お店に行った際、確認されてみてはいかがでしょうか?

 

ということで、

先ずは、「アイスクリーム」。

これは、乳固形分15.0%以上 (乳脂肪が8.0%以上) 入っているものを指します。

3つの中では最も高級。脂肪分が多いほど、牛乳のコクのある味わいになるということです。

実際、パッケージを見ても、意外に少ないことに気づくのでは?

 

次は、「アイスミルク」。

乳固形分10.0%以上(うち乳脂肪が3.0%以上)入っているものを指します。

植物性脂肪が含まれている場合もあり、

アイスクリームに比べて、ややミルク感が薄れます。

 

続いて、「ラクトアイス」。

乳固形分3.0%以上入っているものを指します。値段的にも手頃な商品が多いのですが、

ミルク感はさらに少ない感じです。

ちなみに、ラクトとはラテン語で「乳」を意味します。

その他、かき氷系など、乳固形分がラクトアイスより低いものは「氷菓」として販売されてます。

 

それから、乳固形分や乳脂肪分が特に高く、空気の混入率の低いものを

「プレミアムアイスクリーム」と称してして販売されることもありますが、

この場合、法的な規格は、あくまでアイスクリームとなっていますので。

・・・

ということで、脈絡もなく、思いつきで述べましたが、

以前、失業してた頃、

ソフトクリーム屋を開業しようかと、真剣に考えた事がありまして、

細かく言えば、ソフトクリームとアイスクリームは、これまた、全然、別の話なんですが、

その際、前記したようなことも、色々、調べた次第です。

結局、再就職が決まり、開業するに至らなかったのですが・・・。

 

また、機会があれば、

食べずしてもわかる、美味しいソフトクリーム屋の見分け方なんかも、

述べたいと思います。

・・・

 

参考資料:日本アイスクリーム協会HP



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