「パーフェクト ワールド」

A PERFECT WORLD　1993年
ウワ～ァそんなに経ってたのか
公開時、「アンタッチャブル」「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「ボディガード」のいい人ぶりのイメージが強すぎて
悪役は見たくない気持ちのまま見逃していました

まぁやっぱりかつてのコスナーファン（？）としては、いささか「良かったわ」って言えない気分

それだったら「Mr.ブルックス」の頭脳明晰でクールな殺人鬼のほうがカッコいい、って思ったり

〈ストーリー〉
刑務所から脱獄をしたブッチ（ケビン・コスナー）

彼が子供のころ、軽犯罪で保護観察の身になるはずが、
暴力的な父親から隔離すべく、警官レッド（クリント・イーストウッド）の気遣いで少年院送りになったことがあった

今は署長になっているレッドが、そんな繋がりのあるブッチを追跡する

仲間と一緒に脱獄に成功するが、所員をたちまち相棒が殺し
強盗に入ったところで人質として連れて来た子どもフィリップまでも殺めようとしたためブッチは仲間を殺す

逃亡するうち、親子のように見えていくふたり

年寄りの農夫が、車の中で寝ているふたりを親切に家へ招きいれ朝食まで振舞うが
孫に対する態度が威圧的で暴力的なのを見て
許されなくなったブッチ

農夫を殺そうとするが、銃を持たされたフィリップはブッチを撃ってしまう

野原を逃げるふたり、取り囲む警察とFBI
ブッチの優しいこころを分かっているフィリップは
彼の怪我が心配で離れることが出来ない

しかし最後、ブッチは狙い撃ちされて・・・


～古い映画だったけど、それやったら「許されざる者」（1992年）の方が私は好きかな？