最近読んでた本
古市憲寿さんて私よく存じ上げないのだが、ズバズバ言うコメンテーターとしてとくダネ!ていう、小倉さんのフジテレビの番組に出てたのは知っている。ああいう人が書いた小説(芥川賞候補作)ってどんなもんだろうって気になってたので読んでみた。
古市憲寿「平成くん、さようなら」
古市憲寿さんて私よく存じ上げないのだが、ズバズバ言うコメンテーターとしてとくダネ!ていう、小倉さんのフジテレビの番組に出てたのは知っている。ああいう人が書いた小説(芥川賞候補作)ってどんなもんだろうって気になってたので読んでみた。
安楽死が認められた現代の日本を舞台にしていて、でも実際は今それは認められていないからパラレルワールドの小説ということになるのか?
主人公はブブニャニャという国民的マンガの作者の娘でたぶんブブニャニャはドラえもんをモデルにしていると思われるが、この小説世界にはドラえもんも存在している。ブブニャニャの著作権管理で何不自由なく生きている。
そして平成を象徴するかのような人物平成くん(ひとなりくん)とつきあっているが、かれは元号が変わるタイミングで安楽死したいと言い出す、そして安楽死するのかしないのかという日々を描いている。
はっきり言ってこれはけっこう面白かった!へー、お金に困ってない人たちはこういう生活をしてるのかーというのがなんとなく知れたし、なんかいろいろな現代的なシステムも知れたし、生死について考えたり熱海に行きたくなったりいろいろ影響された。
10年後20年後に読んで面白いかどうかはわからないが
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