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分譲住宅、中古住宅、リフォーム、どれがお得か。

2018-04-27 | 知っておきたいこと
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。

いつもご訪問してくださりありがとうございます。

今回は「分譲住宅、中古住宅、リフォーム、どれがお得か」というお話です。

分譲住宅のご購入と中古物件をご購入された後に建て替え、そして、中古物件のリフォームとでは、どれがいちばんお得(安く)になるのでしょうか。

その答えは「中古物件をご購入され、リフォームする」方法です。

例えば、

分譲住宅が4,000万円
中古住宅が3,000万円
その中古物件に掛かるリフォームが1,000万円とします。

そうすると分譲住宅のご購入も、中古物件をリフォームするのも同じ4,000万円ではないか。と思われますが、リフォームは費用の調整が利きそのぶん借入額も少なくて済みます。その結果、総返済額は、グンと減ります。

それでも、見えないところの古さはお金には代えがたい。というお気持ちもうなずけますが、家の古さとは別に、暮らしを優先させる考え方もありますので、分譲住宅とリフォームとの違いを少し整理してみたいと思います。

■目的が違う
分譲住宅のご購入とリフォームとでは、目的に違いがあります。今までの暮らしにひと区切りつけて、暮らしを一新させる目的が分譲住宅のご購入です。リフォームの目的は改善したい部分、修理が必要な部分を切り取って再生させることを目的としています。

なお、スケルトンリフォームは、分譲住宅のご購入とほぼ同じ目的と考えていいでしょう。



■建物が違う
分譲住宅は今の基準を満たし、共通の検査を経て造り上げるので、一定の品質が保たれています。リフォームはそうした決まりがありませんので、品質は工事担当者に託されています。

スケルトンリフォームはそれに加え、地盤と建物の強度が新築より下回りますので注意しましょう。

■費用が違う
分譲住宅のご購入は長期間の返済が伴いますので、具体的な資金計画とそれに沿った暮らしも長期間に及びます。リフォームは返済期間が短いので、少ない負担で今の暮らしが続けられます。


■家を相続する時期が違う
家を相続する時期を考えたことがなければ分譲住宅をご購入され、そう遠くないと思われればリフォームを選択するケースが多いようです。相続する時期も関わりがあるようです。


いずれにしましても、その目的を果たすために使うお金は少ないに越したことはありません。なぜなら、家が全てではないからです。他にお金が必要な時は必ず来ます。

肝心なのは、当初のご予算より歯止めが利かなくならないように、お互いによく話し合って進めることです。


最後に・・・。

分譲住宅と中古住宅は、その家にご家族の暮らしを合わせなければならないという共通したリスクを持っています。

そのリスクを解決させた住宅は、ご家族の暮らしとご予算に合わせて建てる注文住宅です。

ひと目で「住みたい」「住んでみたい」そう思える住まいです。



以上で終わります。

最後までお読みくださりありがとうございました。

ほかのブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。

それではまた。

ご訪問ありがとうございました。


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