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はじめての家づくり⑥【ローコストな間取り】

2017-10-30 | 家づくり  ご相談 
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。

いつもご訪問して下さりありがとうございます。

家づくりの順序の③間取りをつくる。ということで、前回に引き続き間取りに関するテーマでお話しを続けています。

今回はローコストになる間取りについてお話ししてみたいと思います。

早速ですが、こちらをご覧ください。

これは、同じ面積でも外周の長さが違うことを表す見本です。

外周が長くなれば基礎の長さ外壁や足場の面積は増えますので、それに伴って費用も増えます。

Aのような、できるだけサイコロ型に近い間取りにすれば、同じ面積でもローコスト住宅になるということが、お分かりいただけると思います。


それでは、サイコロ型で住みやすい間取りは、成立するのでしょうか?


関東間の910mmグリッドの8培、建物のたてよこが、7.28m✕7.28m「ハチハチプラン」で4LDKの間取りを考えてみましょう。


どうでしょうか。延べ面積は7.28✕7.28✕2(2階建て)=約106m232坪です。
100m2を超えていますので4人家族が暮らすには理想的でしょう。

せっかくなので、この間取りに合う土地の大きさを計算してみましょう。

例えば建ぺい率50%、容積率80%の地域では、

建ぺい率50%の式・・・106m2/2(総2階建て)/0.5=106m2以上の土地が必要
容積率80%の式・・・106m2/0.8=132.5m2以上の土地が必要

このどちらか広い方を適用しますので、132.5m2以上の土地が必要です。
イメージとしては、一辺の長さを同じとする場合、約11.6mの土地です。

ちなみに、坪数は、132.5m2✕0.3025(定数)=40.08坪です。

そして、もうお気付きの方もおられるかと思いますが、この間取りは1階と2階の間仕切りをほぼ同じ位置にしています。こうすることによって、構造は強くなり、規格サイズの土台や柱、そして梁で構成できるため、構造材の費用がUPしません。

さらに、単純な形なので、全ての職人さんの余計な手間が省け、残材も出にくいのでその処分費もふくらみません。

間取りをひと工夫して費用を維持しながら、住宅設備のグレードや、内装の素材はワンランク上を使って、期待以上の住まいを注文住宅で実現してみてはいかがでしょうか。

間取り作りにはさまざまな工夫がございますので、全てを語り切れませんが、機会をみて配信していきたいと思います。

間取りの作り方はこちら。
道路の位置が変わっても、同じ間取りは作れるのかはこちら。


さて次回は、はじめての家づくり⑦【諸費用の予測額】ということで、通常掛かる額を配信します。



よろしければ他のブログも見ていってください。

それではまた。ご訪問ありがとうございました。



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