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はじめての家づくり②【家が全てではない】

2017-10-24 | 家づくり  ご相談 
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。

いつもご訪問して下さりありがとうございます。

前回、住宅ローンのことについて少しふれました。せっかくなのでその住宅ローンの注意点について確認したいと思います。

住宅ローンの注意点、それは、融資額を誘導されていないか。という点です。

住宅ローンには「事前審査」というものがあります。これは、金融機関に「あなたなら5000万円までご融資できます」とのしるしをもらう。そのような審査です。

事前審査の他の注意点はこちら。

そう聞かされると、もうお金持ちになった気分で、何の疑いもなく5000万円の物件をご契約。おめでとうございます!ではなく、お気を付けください!!

そうです。「融資ができる」と言われただけであって、借りるか借りないかはあなた次第なのです。それでもそのチャンスを逃したくはない・・・。

びっくりするような大金を動かしてみたいというその気持ち、よく分かりますが、誘導されていませんか?

いくら太鼓判を押されたからと言っても、ご返済が始まって、しだいに貯蓄が減ってきた。ご旅行やお買い物、記念日のプレゼントなどを控えるようになった。進学先も迷ってしまう。

そうです。家が全てではないということが後になって分かっても取り返しがつかないのです。

金融機関が住宅ローン審査で考慮している審査項目に、一家のライフイベントはどこにも見当たりません。全額融資してもらい、家に全てを使ってしまったら、暮らしぶりは大きく変化するでしょう。

それが狙いではないにしても、少しでも借りて欲しいという気持ちはあると思います。ご商売ですから・・・。


さて、お問合せの30代の方は、下のお子さんが小学校に上がるまで時期を見合わせるという判断をされました。

ひとまず3年間、できるだけ貯蓄して3年後に計画を再開されることでファイナンシャルプランナーさんとのお話がついたようです。

土地価格と金利はこれから先、上昇する傾向にあります。だからと言って、ご家族が楽しみにしていることと家を引き換えにしてほしくはありません。

近い将来、国の経済状況がもっと安定し、社会保障がさらに手厚くなれば、より豊かな暮らしになることでしょう。

消費税は、2019年10月1日に8%から10%に上がる予定です。増税後、仮に4000万円の資金計画を立て、1800万円の家を建てた場合、消費税は36万円UPする計算です。(土地の価格に消費税はかかりません)

前回、5%から8%に増税された時を振り返りますと、増税後に金利が下がったため、結果的に増税後のほうが「金利」という面からすればお得になりましたが、お金の損得は打ち消し合うもので、損にも得にもならないことを学んだ思いがします。



次回は、家を建てる時に必ず必要な諸費用のお話、はじめての家づくり③【諸費用を確認する】です。

よろしければ他のブログも見ていってください。

それではまた。ご訪問ありがとうございました。



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