先日、通常級との交流授業で体育に行く小四の児童に付いて行った。
その時間は運動会へ向けてのリレー・バトン渡しの練習であった。
六人一組でリレーをした。
私の担当児童は二番目であった。
一番手A子から私の担当の二番手B君へとバドンが…
う~視ていて、今一つスムーズではなかった。
私には、B君がリレー・ゾーンなのに、速く走り過ぎに思われた。
そこで、B君に「全力で走るのはバトンを受け取ってから…」と伝えた。
その少し後に体育を指導していた担任がA子に、
「バドンもらいの掛け声のタイミング早すぎ…」と指導した。
その言葉を聞いて私は思った。
『確かに、その通りだった!』…と。
B君はA子の「ハイ!」と言う掛け声で走り始めていた。
その結果、A子が接近した時には、B君は加速されていた。
ここで、A子が掛け声のタイミングを少し遅らせれば、
B君の加速前にバトンが渡せる距離に達するだろう。
私は、B君の走りだけを視て、
彼だけの指導をした。
でも、担任はA子からB君へのバトンの移動過程を視て、
A子のバトン渡しの掛け声のタイミングを指導した。
これは、部分を視ていた私と流れを視ていた担任。
または、B君だけを視ていた私と視点をA子からB子へ移していた担任。
ここでテーマの
連続事象とは、リレーのスタートからゴールまで。
統一とは、その結果を速い・遅いから捉える事。
分離とは、上達・スムーズな走り速くする為の分析。