概念の概念化…について~
「概念」とは、表現としての言葉であり、
「概念化」の概念とは、認識である。
なので、
概念の概念化を、
言い換えるなら、
概念の認識化である。
概念という言葉は、認識の表現である筈なのに、
その認識である「概念」の認識化とは、変に思える。
その理由を考えるなら、
私にとって、「概念」という言葉は、
他人の言葉・認識だからである。
他人の認識の表現である「概念」という言葉…
そんな言葉を私が使用しても、
その概念と言う言葉は、
私の認識の表現とはなり得ない。
だから、「概念の概念化」である。
「概念」とは、ある対象に対する五感情的な認識である。
この「五感情的」の中身は、
がい ねん [1] 【概念】
① ある事物の概括的で大まかな意味内容。
② 〘哲〙 〔英 concept; ドイツ Begriff〕 事物が思考によって捉えられたり表現される時の思考内容や表象、またその言語表現(名辞)の意味内容。
㋐ 形式論理学では、個々の事物の抽象によって把握される一般的性質を指し、内包(意味内容)と外延(事物の集合)から構成される。
㋑ 経験論・心理学では、経験されたさまざまな観念内容を抽象化して概括する表象。
㋒ 合理論・観念論では、人間の経験から独立した概念(先天的概念・イデアなど)の存在を認め、これによって初めて個別的経験も成り立つとする。 〔西周(にしあまね)「致知啓蒙」(1874年)にドイツ語 Begriff の訳語として載る〕 → 観念(補説欄)
概念:物事に対する共通の思考内容、またそれを言葉にしたもの
「概念」とは、上記のような言葉で表現可能な五感情的認識である、と言える。
概念は、直接に概念化はでき難い。
概念の概念化には先ずは、
個々の言葉の概念化から始め…
個々の言葉の、個々の概念を、
概念として概念化する必要があろう。
概念化=五感情化の為には、
その対象との関わり方が、
視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚を
バランスよく駆使され続ける必要があろう。
その対象の現在的な関わり、歴史的な関り、そして未来的な関り、
例えば、「犬」という概念の概念化には、
犬を飼う、子犬から老犬まで飼う・関わる。
他人の犬と関わる、犬の歴史を学ぶ。
「犬」の概念、「猫」の概念…から「ペット」の概念…
「親」の概念、「子」の概念…から「肉親」の概念…
生活の中で、
形成され続けている個々の「像」を概念として再認識する事で、
「概念」の像が、観えてくるようである。
「意味」の概念、
「規定」の概念、
「概念規定」の概念、
因みに、「概念の概念化」を「再措定」とも言うようである。
「概念」とは、表現としての言葉であり、
「概念化」の概念とは、認識である。
なので、
概念の概念化を、
言い換えるなら、
概念の認識化である。
概念という言葉は、認識の表現である筈なのに、
その認識である「概念」の認識化とは、変に思える。
その理由を考えるなら、
私にとって、「概念」という言葉は、
他人の言葉・認識だからである。
他人の認識の表現である「概念」という言葉…
そんな言葉を私が使用しても、
その概念と言う言葉は、
私の認識の表現とはなり得ない。
だから、「概念の概念化」である。
「概念」とは、ある対象に対する五感情的な認識である。
この「五感情的」の中身は、
がい ねん [1] 【概念】
① ある事物の概括的で大まかな意味内容。
② 〘哲〙 〔英 concept; ドイツ Begriff〕 事物が思考によって捉えられたり表現される時の思考内容や表象、またその言語表現(名辞)の意味内容。
㋐ 形式論理学では、個々の事物の抽象によって把握される一般的性質を指し、内包(意味内容)と外延(事物の集合)から構成される。
㋑ 経験論・心理学では、経験されたさまざまな観念内容を抽象化して概括する表象。
㋒ 合理論・観念論では、人間の経験から独立した概念(先天的概念・イデアなど)の存在を認め、これによって初めて個別的経験も成り立つとする。 〔西周(にしあまね)「致知啓蒙」(1874年)にドイツ語 Begriff の訳語として載る〕 → 観念(補説欄)
概念:物事に対する共通の思考内容、またそれを言葉にしたもの
「概念」とは、上記のような言葉で表現可能な五感情的認識である、と言える。
概念は、直接に概念化はでき難い。
概念の概念化には先ずは、
個々の言葉の概念化から始め…
個々の言葉の、個々の概念を、
概念として概念化する必要があろう。
概念化=五感情化の為には、
その対象との関わり方が、
視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚を
バランスよく駆使され続ける必要があろう。
その対象の現在的な関わり、歴史的な関り、そして未来的な関り、
例えば、「犬」という概念の概念化には、
犬を飼う、子犬から老犬まで飼う・関わる。
他人の犬と関わる、犬の歴史を学ぶ。
「犬」の概念、「猫」の概念…から「ペット」の概念…
「親」の概念、「子」の概念…から「肉親」の概念…
生活の中で、
形成され続けている個々の「像」を概念として再認識する事で、
「概念」の像が、観えてくるようである。
「意味」の概念、
「規定」の概念、
「概念規定」の概念、
因みに、「概念の概念化」を「再措定」とも言うようである。