前回の「『問題について…』の問題点に気付いた。
それは、「問題」について、とても一般的に書かれていて、
具体性に欠ける、という事である。
そこで、具体的に私の個人的問題を書く事にした。
それは、昨年の暮れから、昨日までに生じていたモノ、、
また、私生活と仕事での問題である。
昨年の暮れ、89歳だった父が亡くなった。
その事で生じ問題は「遺産の相続」である。
それも、別居中の配偶者・後妻との相続の問題である。
ここで、問題とは、
当時、父が亡くなって相続されるべき遺産が、
まだ、社会的に承認されていない。
目の前にある相続されるべき建物・土地は、
社会的には、今まだ父の所有物であって、
私と配偶者のモノには、なっていない。
私と配偶者のモノなのに、なっていない矛盾が問題である。
この問題・矛盾の解決方法は、
土地・建物の名義変更の登記である。
それは、近くの所轄法務局への登記変更手続きである。
しかし、その書類提出をしたいのに、その書類がない。
書類がないのに、私には作れない・書けない、
そこが問題である。
この問題解決は、書ける他人に書いてもらう。
でも、他人に書いてもらうと手数料がかかる。
なるべくお金は使いたくない。
そこで、書けない自分が書く事にした。
書けないのに書くのは、矛盾である。
この解決は、書き方を学ぶ・調べる、である。
そんなこんなで、書き方調べと提出書類の用意の結果、
名義変更書類作成と法務局への提出問題は解決した。
次は、相続税の問題である。
現在の相続税の控除額は、
基礎控除「3000万円」で、
一人当たり「600万円」控除が足され、
二人での合計金額が
「3000万+600万×2=4200万」以内である。
ここで、この範囲内で収まるなら申告書の提出は必要なかった…
ところが、計算の結果が42000万円を少々越えてしまっていた。
そこからが大変、知り合いの紹介で司法書士に聞いたら、
相続税の申告書の作成は、「50万円」と言われ…ビックリである。
最近、母親を亡くした幼馴染から聞いた話では、
司法書士の手数料は、書くだけで遺産の合計金額の「1%」、
提出に必要な書類の用意を委託したら、更に追加料金が発生…である。
当時の私は、追加料金の事は知らかったが…
「50万円」と聞いて、ならば、自分で書く!と決めた…
そこでネットで書き方を調べ、私でも出来そう♪と感じたので…
近くにある所轄の税務署に詳しく聞きに行った。
すると…厚さ1㎝はあろう提出書類を渡され…
ここで、またビックリの挫折感である。
こんな分厚い提出書類を自分一人で作成可能だろうか?
ここでの問題は、
書ける・出来ると確信した事が、
実は、書けない・出来ない事だと痛感した事。
自分の思いと現実のギャップの深さの痛感。
出来ない事をやろうとする矛盾・問題である。
この問題解決方法も自分で調べる・他人に聞く、である。
それからは、
国税局の一般電話相談で何度も何度も分かるまで聞き、
市役所の無料税務相談を受けに行き、
更には、書けた書類を所轄の税務署へ持っていて、
書き方・計算方法の指導を仰いだ。
大変だったのは、
土地の評価額の計算、
土地の面積・形に合わせての路線下価格の修正、
更に、「小規模宅地…等」の減税計算…
そんな・あんな計算で結果は4200万円以内となった。
特に、「小規模宅地等…」で、総額から1700万円近くの減額であった。
最終的には、相続税は無し!となり得た。
この相続税申告書作成の長かった日々、
ほぼ、提出期限ぎりぎり10か月近くは掛かってしまった。
そんな申告書を昨日、やっと提出完了である。
私生活でも問題は、即日でほぼ解決した。
仕事での問題は、
どうしても扱えない、苦手な
児童の存在であった。
その児童は、何度がきつく叱って泣かせてしまって…
それ以来、私への悪態・罵倒…等が絶えなかった。
それでも、ある事を契機に、
その児童とも、それなりの関係性を作れている。