きわどい天気予報でした。集合時刻前から雨が降り出しましたが、
皆さん小雨を予想しての服装で参加され,開催する事にしました。
ツボスミレ、タチツボスミレ、サワシバの花を観察
雌花は雄花に遅れて、葉と一緒に出ることを知りました。
間に合わせてくれたように咲いたサクラスミレを観察。
黄色く山を彩るイタヤカエデの花、歩道に落ちたヤチダモの雄花、ハウチワカエデの花。
展開途中のホオノキの葉や、展開されたばかりの新鮮な木々の葉などを観察しながら歩を進め、
送電線下あたりでは、雨が上がり安心しました。
センターハウスで小休止のあと、カスミザクラ
チシマザクラ(右)、咲き始めたばかりのミネザクラ(タカネザクラ)左を観察。
鹿よけの網の中へ。
ミヤマエンレイソウ、アオミノエンレイソウ、クロミノエンレイソウ、シラネアオイ、咲き始めたばかりのチゴユリ、シラオイエンレイソウなどを観察。
多目的保護区のエゾミヤマエンレイソウも観察。
12時少し前に解散。
お目当てのシラオイエンレイソウとシラネアオイを観察していただくことができました。
消えた花が網の設置にいり、僅か数年で花を見ることができた推定理由を、
河野昭一監修の「植物生活史図鑑」のエンレイソウとオオウバユリの種
から開花までの解説図を見ていただきながら、お伝え出来て良かったです。
観察できた開花した植物
イタヤカエデ、サワシバ、ハウチワカエデ、ヤチダモ、カスミザクラ、チシマザクラ、ミネザクラ、
ツボスミレ、タチツボスミレ、フイリミヤマスミレ、サクラスミレ、ヒカゲシミレ(希望者のみ)、
ミツバツチグリ、チゴユリ、もうすぐ開花のズダヤクシュなどでした。
参加された皆様、ありがとうございました。