11月11日は菊名地区センターで活動しました。
この日、持ち込まれたおもちゃは、ここ地区センターのおもちゃも含めて9件でした。その中で、電池に関する故障がいくつかあったので、ご紹介します。
一つ目は、スバルのアイサイトのおもちゃ。スバルのディーラーで試乗でもすると、もらえるのでしょうか、よく修理依頼があります。この日は2台来ました。インプレッサとレボーグかな。
どちらも電池ボックス内の電極が腐食していました。修理としては、電極をリューターで磨いてOKとなりました。電池ボックに入っていた電池も、プラス側に液漏れ?による腐食がありました。
次は、ラジコンです。このラジコン、全く動かないと言うことで持ち込まれました。リモコン側の電波を確認すると、しっかり出ています。つまり、車本体側の故障と言うことです。受信部かな、モータの固着かなと考えましたが、最初に基本通りの電池点検をしてみました。すると、このラジコンの電池ボックスも電極が腐食していました。これも電極をリューターで磨いてOKとなりました。
三つ目は、アンパンマのレジスターです。
このレジスター、故障は内部の基板のハンダ付け不良、つまり製造上の問題でした。中の基板を開けてみると、なんと音が鳴り出しました。どこかが接触不良を起こしていると思い、よーく基板を見てみると、ハンダ付け不良の部分があり、長めに出ているリード線が隣に接触していたのでした。修理としては、ハンダ付けをやり直して完了。
なぜ、このアンパンマンのレジスターが、乾電池に関係する修理かというと、使っていたのがアルカリ乾電池ではなく、充電式電池だったからです。持ち込まれたお客様は、使い捨てではない充電式電池がエコでいいと思って使っているとのことでした。確かに、その通りなのですが、充電式電池の電圧は1.2Vで、アルカリ乾電池の電圧1.5Vよりも低いので、うまく動作しないケースもあります。
電池に関する修理もたくさんあるなと再認識した活動日でした。