メキシコシティの北約50キロのところにある、テオティワカン遺跡のお土産でもらった鳥の笛です。遺跡の壁画なんかに出てきそうな鳥ですが、これは何だろう?と思い調べてみました。おそらく、ケツァールという鳥なのではないかと。ケツァールはメキシコからパナマにかけての山岳地帯に生息している世界一美しいと言われている鳥だそうです。手塚治さんの「火の鳥」のモデルにもなったとか。古代アステカではケツァールは農耕神ケツァルコアトルの使いであり、ケツァールの羽毛を身に付けることは、最高位の聖職者と王だけに許された特権だったそうです。ケツァール鳥の写真とは似ているような似ていないような、という感じですが、華やかな色の羽とクリクリの丸い目は本物に似ているかもしれません。
上の写真のようひ吹き口が2つあり、1つの吹き口からは1つの音しかだせません。一緒に2つの吹き口を吹くと2つの違う音が同時に鳴らせるというだけですが、この不思議な重音は鳥の鳴き声を真似ているのでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます