先日(8月2日~4日)秋田県の鳥海山登山に出かけました。その前後に田沢湖と角館に短い旅をしました。田沢湖は以前行ったことがあるのですが、角館は初めてでした。
さて8月2日登山チーム7名は昼前に秋田空港に集合する予定でしたが、1名朝の便に乗り遅れ、午後の便で秋田空港に来ることになったので、到着を待つ間にレンタカーを飛ばして田沢湖を見に行くことにしました。
田沢湖というと「たつこ」像というほど有名な像です。
「たつこ」とは何者?という話は私たちの間ではまったくでなかったのですが、ブログを書きながら調べてみると辰子姫伝説というのがあるそうなのですね。自分の美しさを永遠に保ちたいと大蔵観音に百日百夜の祈りを捧げた辰子姫は、その願いを叶えられた代わりに、竜となって湖底に住むことを命じられたそうです。
さて田沢湖は日本で一番深い湖(深さ423m)です。
岸辺には多くの魚が群れていました。エサを求めてやってくるウグイです。
田沢湖は透明度が高いのですが、少し沖を見ると黒々としています。深いんだなぁ、と思った次第です。
さて鳥海山登山の翌日は、午後の飛行機に乗る前に角館に行きました。
秋田県には何度か来ているのですが、角館は初めてです。「桜の頃に来てみよう」とか「雪景色が良さそうだ」などと考えているうちに来そびれていたのです。
広い武家屋敷の庭にそびえる木々が広い通りに影を落とし木陰の下は少し涼しく感じました。
武家屋敷の中で殿様屋敷に近い「石黒家」の屋敷を見学させてもらいました。
欄間には縁起物の亀の透かし彫りがありました。
案内の人に聞くと石黒家の石高は公表20石ですが、実際は50石位では?という話でした。歴史家磯田道史さんの説によると1石30万円ですから石黒家の収入は公表6百万円、実収入15百万円です。
現在であれば仮に15百万円の年収があってもこれだけ大きな家に住み、それを維持していくことはできないでしょうね。
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