金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

「新任管理者研修」での話はソフトスキルの棚卸

2016年10月06日 | 資格・転職・就職

今月の私のちょっとしたイベントはある顧問先で「新任管理者」向けに講話をすることです。講話自体は30分程度なのですが、その会社の業務内容やものの考え方を踏まえて話をしないと「浮いた」ものになってしまうので、準備に多少時間をかけています。

人事部が作成した「研修内容」によりますと

  1. 外務環境と当社の「存在意義」「付加価値」
  2. 自己理解
  3. 自己ビジョンからキャリアビジョンの構築
  4. 今後の課題設定、アクションプラン

とあります。私は冒頭に話をして、その後人材養成会社の人が講習を行う予定なので、その後の話と平仄をとりかつ重複を省く必要があります。

はじめは「自己理解(メタ認知)とマインドフルネス」の話をしようかな?と思っていたのですが、重複しそうなのでやめました。

対象の会社は建設コンサル系の会社なので、色々なプロジェクトマネジメントにかかわることが多いと思います。

そこで「プロジェクトマネジメントに必要なソフトスキル」ということをテーマに話をすることにしました。

私は大型システムの開発や企業合併等の「プロジェクト」をプロジェクトマネージャーとして担当したことはあるのですが、建築や都市計画といったハードもののプロジェクトを経験したことはありません(当然ですが)。

したがって聞き手の方がどれくらい共感してくれるか分かりません(違う業界のおじさんが来て偉そうな話をすると思われてはアウト)。

ただ建築であれ、コンピュータシステムであれ、プロジェクトを推進するマネージャーに求められるスキルと資質は共通です。

例えば

  1. 情熱
  2. オーガナイズ能力
  3. 優先課題の堅持とプロセス変化への対応力
  4. 誠実さと交渉スキル
  5. 他者理解力
  6. 顧客志向
  7. 業界と技術面の知識

この内7.はテクニカルスキルと呼ばれるものですが、1.~6.はソフトスキルと呼ばれるものです。ソフトスキルは非認知能力とも呼ばれますが、「非」という言葉がマイナスイメージなので、ここではソフトスキルという言葉を使います。

そして私はこの会社の場合、新任管理者の目指すところは独り立ちしたプロジェクトマネージャーになるということです。

総ての人が完全なソフトスキルを備えている訳ではありません。ソフトスキルのある部分は生まれつきのものだったり、比較的小さい時に教育や家庭生活の中で身につくもので、後年獲得することが難しいとも言われています。

しかし私は自分の弱みを見つめることで、ある程度学習で習得することができると考えています。

ざっとこんなところでしょうか?

 

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