昨日(10月25日)日本語を教えている中国人学生のご両親が日本に遊びにきたので、車で富士山山麓を案内しました。
ご両親の訪日の目的の一つは富士山を見ることだったようですが、あいにくの小雨模様で富士山の姿を見ることはできません。ご両親は一週間ほど日本に滞在する予定ですが、この間天気はあまり良くなさそうです。
前日に今回案内するところをざっとプロットしました。
まず最初に河口湖ICに近い「富士山世界遺産センター」に行き、次に北口本宮富士浅間神社に参詣し、忍野八海に寄り、山中湖を一周してから山中湖ICから高速道路に乗って帰京するというものです。
昨日は午前9時に待ち合わせ場所の西武柳沢駅を出発。談合坂SAでトイレ休憩の後、富士山世界遺産センター到着11時でした。
2016年にオープンした施設ですが、今まで来たことはありませんでした。
富士登山の動画などを見ることができるので、初めて富士山に来た人には役に立つ施設ですね。また入館無料というのがありがたい。我々が行った時の入館者の9割近くは外国人でした。
お昼はここのカフェでうどんを頂きました。
ランチの後は北口本宮浅間神社へ。
この神社の素晴らしさはまず参道の杉木立ですね。天を衝くように真っすぐ伸びた杉の木は荘厳そのものです。
次の大鳥居が立派です。
扁額には三国第一山と書いてあります。日本・中国・インドの三国の中で一番美しく高い山という意味です。高さはヒマラヤの高峰に譲る富士山ですが、美しさは世界有数でしょうね。
そして本殿の前の推定樹齢千年の杉が素晴らしかったですね。
次に忍野八海に行きました。
忍野八海の観光スポットには大勢の観光客が押し寄せていました。その大部分は外国人観光客で、外国人観光客の多くは中国人です。
忍野の一部では紅葉が始まっていました。
最後は山中湖を車で一周。
白鳥が岸辺に来ていました。
3時過ぎに山中湖ICから高速道路に乗り、西武柳沢に戻ったのは5時前でした。
平日でしたので、小仏トンネルの渋滞もなく楽しい半日ドライブ旅行になりました。ご両親は日本語はいうまでもなく、英語も話されないので、スマートフォンの通訳アプリVoice Traのお世話になりっぱなしでした。かなり役に立つアプリですね。ただし時々誤訳をします。中国語は話せなくても、訳出された漢字を見て「こりゃ違う」と分かるのです。
ということは中国語や英語では通訳アプリを使うことができますが、まったく知らない言語の場合、誤訳リスクをチェックできないということです。
便利な通訳アプリですが、万能ではありませんね。
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