U-nextで、有料視聴しました。399円。
2023年公開映画です。
主演は、役所広司さん。
映画の賞をいろいろととって、話題になった映画です。
不思議な映画でした。
ドキュメンタリーのような映画でした。
ひとりの男性・平山の日常をたんたんと描いていきます。
それでも、同じような一日であっても、決して同じ日は来ないということが、描かれます。
基本的に、平山は、いい人なのですよね。
どういう経緯で、トイレ清掃の仕事につくようになったのか。
姪っ子が訪ねてきたりして、きっと頼りにされているのでしょう。
「おじさん」と呼んでいましたが、本当は実の娘かと思いました。が、本当におじさんでした。
姪っ子の母は、麻生祐未さんが演じていて、セレブな人のようでした。
平山も、元々は、良いとこのお坊ちゃまだったのかもしれません。
年老いて、一人暮らし、家族もいない人、今後増えそうです。
平山自身、今の生活に満足しているように見えましたが。
もし、病気になったらどうするのだろうと思ってしまいました。
妹がいるので、助けてくれるかな。きょうだいは、他人の始まりというように、きょうだいほど当てにできないものはないと思っています。冷たいのでしょうか。
都内には、様々な公共トイレがあるのだなということに感心してしまいました。毎日、あんなにきれいに、掃除してもらって、あんなトイレ、入って見たいなと思いました。
このような映画の女性版を観てみたい気がします。
たとえば、もう数年したら、江口のりこさん主演で。
もっと共感できる映画になるかもしれないと思いました。
映画の評価 77点
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