映画 ■■ペーパーボーイ 真夏の引力■■

ザック・エフロン主演なので
観たいと思っていたのだけど
近所の映画館では上映されず
有楽町まで遠出してきました



映画　■■ペーパーボーイ 真夏の引力■■

☆☆☆

Yahoo映画の評価（2013年8/13現在）　3.41（５点満点）



意外とYahooの評価、高い！



うーん、近所の映画館でやっていないの
分かったような気が．．．

まあ、観なくてもよかったかな．．．
まあ、面白かったけど．．．



1969年のマイアミ．．．
キング牧師が暗殺されたのが1968年



私は sophisticated （洗練された）という言葉が
大好きなんだけど

これは、sophisticated の正反対の映画だった
品がない
秩序がない
雑然としている
いかがわしい
汚い、だらしない

マイアミの湿気の多い暑い空気が伝わってくる
汗や血のにおいも

ニコールキッドマンがザックを助けるために
取った方法はもう
勘弁して欲しかった

劇中でザックが吐いてしまうシーンがあるんだけど
私も吐きそうだった



ザック演じる若者が
大人になる一夏の物語

しかしまあ、大人の世界というものは
こんなにも暴力と不正と秘密にまみれているものか？



開けた扉はもう元に戻せない
この一夏の出来事は
一生、忘れたくても忘れられないものとなった



そんなわけで
大好きなザックが主演にもかかわらず
どうしても好きになれなかった
観ていて、ウンザリ

早く家に帰って
部屋を綺麗に掃除して
冷房をガンガンにかけて
キリキリに冷えたアイス・ティーを飲みたいと思った

部屋の中が雑然としていると
頭の中もゴチャゴチャになって
生き方まで雑然とだらしなくなってくるような気がした

いや、いかん、いかん
私は気持ちよく整頓された部屋で
整然と生活していきたい．．．と思った



まあ、それが許される環境にいるのは
とても恵まれているということなのかも知れない