かなり凄惨な映画と聞いていたので
なかなか観る勇気がなかったけど
思い切ってみてみた
とても良かった
この映画を観ることなく死ぬことなかれ!
DVD ■■ホテル・ルワンダ■■
Yahoo映画の評価 4.36(2014.9.26現在)
1994年、アフリカ、ルワンダで起きた
フツ族によるツチ族虐殺を扱った映画
なんと、120万人以上の虐殺があった残虐な状況の中
自分が勤めるホテルに
ツチ族民をはじめ1200人以上の難民をかくまい
死の恐怖に怯えながら
ホテル勤務で培われた人脈と交渉スキルで
なんとか、海外からのレスキューが来るまで
忍耐強く生き延びようと奮闘する支配人の話
アフリカのシンドラーのストーリーだな
今回はネタバレ気味に書くので
これから観る予定の人は読まないで下さい
まず第一に感じたのは
私だったら、もっと早い段階で諦めて
自殺していたと思う
あんなふうに、ナタで惨殺されるくらいなら
それを
残酷なやり方で殺される恐怖に負けず
諦めず、粘り強く
ほんの一筋の希望の光にすがって
なんとか、サバイバルしようと辛労する主人公ポール
自分と家族だけ助かる道もあったのに
難民を救う道を選ぶ
理屈で自分に言い聞かせて
「自分だけ助かるのは
人の道に反するから」と
必死に自らを奮い立たせて残ったのではなく
ごく自然に、彼の身体が
残ることを選んだのだ
見捨てて自分一人助かるなんて出来ない
なんとかしてこのたくさんの命を助けたい
あの粘り強さ
生き残ることを執拗に追い求める
「生きるんだ、救うんだ」と思う強い意志
何度も、絶体絶命の窮地に絶望的になりながら
それでもへこたれないあのポジティブさは
どこから来るんだろう
どうやったら培われるのだろう
謎だわ...
もう一つ印象深かったのは
アフリカで起きていることに
私も含めて、他の国の人達は本当に無関心なんだな
と、思った
自分に被害が及ばない限り
自分の生活からは切り離して
醜悪なニュースも、まるで映画を観るように
「大変だな(アフリカに生まれなくて良かった)」
で済ませてしまう
フツ族とツチ族の対立の原因は
ベルギーが植民地として支配していたことから始まっている
でも、事態が手に負えなくなったら
逃げていくのだ
地下資源、取るだけ取ったら
もう、用はない
切り捨てる、見放す、見捨てる
そんな
かつてアフリカの諸国を植民地にしていた
ヨーロッパの国々と
アフリカとの関係が見えてくる映画だった
1994年、私は日本にいた
フツ族による虐殺のニュースも頻繁に報道されていたけど
映画の中で言われていたように
「大変だね~」で済ませていたのだと思う
サラエボ紛争もそう
民族浄化を狙う大虐殺が起きた時
安全な地にいる私に出来ることは何なんだろう?
映画の中に出てきた
ギリギリまでとても危険な地域で
ツチ族の孤児達を守ろうと奮闘していた
赤十字の女性職員
彼女のように勇気ある行動は
とても出来ないんだけど
安全な遠く離れた国で
出来ることはないのかな~
赤十字に寄付するくらいしか
思いつかない...
とりあえず、Twitterで
赤十字国際委員会 と
American Red Cross を
フォローしてみました
悲惨な結末で終わるのではないだろうか...と
残酷なシーンが突然始まることを覚悟しながら
観ていたのだけど
安堵できる終わり方で良かった
「ブラッド・ダイヤモンド」や
「ナイロビの蜂」
「ルワンダの涙」なども気になってきたので
合わせて観てみたいと思います
なかなか観る勇気がなかったけど
思い切ってみてみた
とても良かった
この映画を観ることなく死ぬことなかれ!
DVD ■■ホテル・ルワンダ■■
Yahoo映画の評価 4.36(2014.9.26現在)
1994年、アフリカ、ルワンダで起きた
フツ族によるツチ族虐殺を扱った映画
なんと、120万人以上の虐殺があった残虐な状況の中
自分が勤めるホテルに
ツチ族民をはじめ1200人以上の難民をかくまい
死の恐怖に怯えながら
ホテル勤務で培われた人脈と交渉スキルで
なんとか、海外からのレスキューが来るまで
忍耐強く生き延びようと奮闘する支配人の話
アフリカのシンドラーのストーリーだな
今回はネタバレ気味に書くので
これから観る予定の人は読まないで下さい
まず第一に感じたのは
私だったら、もっと早い段階で諦めて
自殺していたと思う
あんなふうに、ナタで惨殺されるくらいなら
それを
残酷なやり方で殺される恐怖に負けず
諦めず、粘り強く
ほんの一筋の希望の光にすがって
なんとか、サバイバルしようと辛労する主人公ポール
自分と家族だけ助かる道もあったのに
難民を救う道を選ぶ
理屈で自分に言い聞かせて
「自分だけ助かるのは
人の道に反するから」と
必死に自らを奮い立たせて残ったのではなく
ごく自然に、彼の身体が
残ることを選んだのだ
見捨てて自分一人助かるなんて出来ない
なんとかしてこのたくさんの命を助けたい
あの粘り強さ
生き残ることを執拗に追い求める
「生きるんだ、救うんだ」と思う強い意志
何度も、絶体絶命の窮地に絶望的になりながら
それでもへこたれないあのポジティブさは
どこから来るんだろう
どうやったら培われるのだろう
謎だわ...
もう一つ印象深かったのは
アフリカで起きていることに
私も含めて、他の国の人達は本当に無関心なんだな
と、思った
自分に被害が及ばない限り
自分の生活からは切り離して
醜悪なニュースも、まるで映画を観るように
「大変だな(アフリカに生まれなくて良かった)」
で済ませてしまう
フツ族とツチ族の対立の原因は
ベルギーが植民地として支配していたことから始まっている
でも、事態が手に負えなくなったら
逃げていくのだ
地下資源、取るだけ取ったら
もう、用はない
切り捨てる、見放す、見捨てる
そんな
かつてアフリカの諸国を植民地にしていた
ヨーロッパの国々と
アフリカとの関係が見えてくる映画だった
1994年、私は日本にいた
フツ族による虐殺のニュースも頻繁に報道されていたけど
映画の中で言われていたように
「大変だね~」で済ませていたのだと思う
サラエボ紛争もそう
民族浄化を狙う大虐殺が起きた時
安全な地にいる私に出来ることは何なんだろう?
映画の中に出てきた
ギリギリまでとても危険な地域で
ツチ族の孤児達を守ろうと奮闘していた
赤十字の女性職員
彼女のように勇気ある行動は
とても出来ないんだけど
安全な遠く離れた国で
出来ることはないのかな~
赤十字に寄付するくらいしか
思いつかない...
とりあえず、Twitterで
赤十字国際委員会 と
American Red Cross を
フォローしてみました
悲惨な結末で終わるのではないだろうか...と
残酷なシーンが突然始まることを覚悟しながら
観ていたのだけど
安堵できる終わり方で良かった
「ブラッド・ダイヤモンド」や
「ナイロビの蜂」
「ルワンダの涙」なども気になってきたので
合わせて観てみたいと思います
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