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私の好きなものについて

■■エンド・オブ・ホワイトハウス■■

2013年06月09日 17時55分19秒 | 映画
評判良かったので
軽い気持ちで観に行ったら
すごい緊迫感、緊張感、恐怖で
息が出来ませんでした



■■エンド・オブ・ホワイトハウス■■



yahoo映画の評価(2013年7/25現在) 3.82(5点満点)


「カルテット!」に続く2013年2作目の
★5つ + ロケット

退屈する暇がない
最初から最後までずっとずっと
切迫した雰囲気で息苦しくなりました

手に汗握って
「いったいどうなるんだ!?」と目が離せなくて
でも、目を背けたくなるような
破壊的、暴力的、血なまぐさい残酷なシーンが続いて

気持ちが千々に乱れてしまいました

「これは映画なんだよ
虚構の世界なんだよ
作り話なんだよ」
と、分かっているのに
嘘と思えなくて、本当に苦しかったです



昔々「プラトーン」という戦争映画を観たときも
緊迫感と恐怖と残酷さで
数日引きずったくらいダメージ受けたけど
この映画も、結構精神的にダメージくらいました



「プラトーン」はベトナム戦争という
既に終わった戦争についての映画だから
実際にあったことに近いとしても
現実の自分とははるか遠い物語と
距離を置くことが出来ました



「インディペンス・デイ」で
ホワイトハウスが破壊されたシーンを観たとき
本当にショッキングでした

「ホワイトハウスの破壊」は
アメリカの政治が
機能を失うことを暗示している
シンボリックなシーン

それは
私たち日本人にも
なんとも言えない不安、危機感を
与えるものだと感じました

でも
「インディペンス・デイ」は
エイリアンの攻撃を受ける話
作り話だと安心して観られました



でもでも
「エンド・オブ・ホワイトハウス」は
フィクションなんだけど

インディペンス・デイが公開された年とは
全く違う緊張感の中に
アメリカも日本もいると気付きました



同時多発テロが起きて
テロの可能性に常に身構えるようになっているし

日本も領土問題が深刻化して
「外国からの攻撃、侵略」が
作り話とは思えなくなってきている

世界から孤立している北朝鮮が
窮鼠猫を噛む...のような
とんでもない、クレイジーな行動を
とってしまうのではないか
という不安もぬぐえない



そんなわけで
他の人はどのようにご覧になったか
分かりませんが
私はなんとも言えない「身につまされる」ような
不穏な雰囲気に押しつぶされそうに
なってしまいました

一言で言うなら
「これはフィクションだ」と
一歩引いて観ることが出来なくて
苦しかった

映画の中で起きていることが
全て実際に自分の周りで起きているように

人が痛がっているシーンとか
銃殺される恐怖に震え
極限状態になっているシーンとか
自分のことのように
本当に苦しかった



途中で、観に来たこと後悔したもの!



最終的には
素晴らしい映画だとしか言えませんが



もう一回観たいかと聞かれたら
もう、二度と観たくありません...



ジェラルド・バトラー、素晴らしかった
「ファントム・オブ・ジ・オペラ」も良かったけど
ラブコメに出ていたのも
良かったけど
アクションも素晴らしい...
多彩な人だな~

これからも注目していきたい

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